一級建築士設計製図試験は、製図板を用いて作図を行うことで、直線をまっすぐに引くことができます。(製図の場合は書くという表現ではなく、線を引くと言います)

製図板には平行定規が備え付けてあり、横線をこの定規をガイドにして線を引きます。

縦線は平行定規に三角形定規を置き、線を引きます。

 

図面は1/200のスケールで書きますので、そこまで細かく表現しなくてよいのですが、製図なのでキレイに線を引きたいという願望が出てきます。しかし、この試験においては、課題文にあえて「フリーハンドでもよい」を記載されています。

 

これはなぜかと考えた時、時間的な問題があります。A2版用紙の作図時間は3時間。定規を当ててキレイに書いている暇はありません。解答図面をはじめてトレースすると大体5、6時間普通にかかります。これを練習で短縮していくわけですが、何枚書けば早くなるか、はひとそれぞれです。

ちなみに、わたしは昨年34枚書きました。試験本番は3時間10分くらいかかり、チェックする時間がなくなってしまいました。

 

はなしをまとめますと、試験元はフリーハンドでもよいとわざわざ問題用紙に書いているのは、線が真っ直ぐに引けることが大事なのではなく、製図という表現方法のルールを押さえて、時間内に書き上げることができるか!を問いていると感じました。定規を当てる時間をそのままシャープペンシルを走らせればそれだけ時間の短縮になります。

ことしはこの「フリーハンド」をマスターし作図時間を2.5時間で完成させたいと思います!