空から

哀しみの数だけ


雨が

降ってきたら


私は独りで

雨に打たれて

歩き続ける


今ほもういない


あなた


二人

歩いた冬の道


思い出す手の温もり


哀しみが空から

挨拶してきたら


ドアを開けて

笑顔で迎えてあげる

あなたの思い出だから


雨の降る日に