君の手の平から逃げるように
風に乗って世界へ飛び立つ

必死に僕を掴まえようと
手を伸ばす君

またいつか君の元へ

どれだけ時が経ったのか
わからない

世界を何周したのかも
わからない

だけど僕は再び君の元へ


君はちっとも変わって
いないね

朽ち果てていく
君もこの世界も
変える事は出来そうにない

ごめんね

僕も同じように
空気が抜け朽ち果て
今の君は
ぺしゃんこになった
僕を踏んでも
何も思わないんだろう

そんな君に
僕は謝罪の言葉しか
掛けられない

ずっと好きでいてもらいたい

他の人を好きになってしまったらどうしよう

もっと愛されたい

初めは、付き合えた
ただそれだけで幸せで
だから何しても一番の幸せを
感じる事が出来て
小さな幸せに浸る事が
出来ているのに
どうして人はいつしか
欲ばかりになってしまうの?

当時の私には
それは小さな幸せではなく
十分過ぎるくらいの幸せだと
感じているんだろうね

幸せに小ささも大きさも
ないのに
幸せの一言でどうして私は納得できないの?


愛されたい
もってもっとって
頭の中はそれ一色

自分はいつだって受け身

そんな色ぼけ状態だから
いつしか信じる事さえも
忘れてしまう

だから言葉にして
途中で気付くんだ

信じているのに
欲に負けて
あなたを信じている感覚を
忘れてしまうことを

信じていないんじゃないの

私が忘れてしまっているだけ


頑張らなくちゃいけない


この恋が悲劇になってしまわないように

いつもいつも
部屋の片隅で泣いているような恋愛になってしまわないように

いつもあなたが笑って
私の事で悩まない代わりに
カメラの事を考えられるように

もっとあなたを好きになれるように

そしたら私、もっと強くなれると思う

強くなるから、大切な人も護れるようになるし

やっと人一人、幸せにする力が身につくかもしれない

私が魔女になったとして
助手席に座った奴らに
全員呪いをかけられたら
私は幸せになれるの
でしょうか

世界が私の術中に堕ち
世界を手に入れる事が
出来るのなら
私は幸せになれるの
でしょうか

何が満たされるというの

助手席に座った奴らに
呪いをかけた!

だから?

世界は私の術中に堕ち
世界は私のものだ!

だから?

その続きに幸福などない
満たされるのは
支配感
束縛感
ただそれだけだ

生まれてしまう感情は
私が生きているから

死にたくないと思うのは
私が生きる事に希望を
見いだせているから

必ず何か理由がある

好きだから嫉妬する
好きだからあなたのために
心を痛める

あなたが好きだから
苦虫を噛んだような
苦しい表情を見せるんだよ

嫉妬なしで恋なんて
できやしない

心が狭いわけでもなく
何かがおかしいわけでもなく
ただ好きというそれだけで
恋はこんなにも苦しい…

好きって何って誰かが
聞くけれど
それには答えられそうにない

だからせめて
嫉妬という誰かを好きなんだ
っていう証を
私は増幅させ過ぎず
少なすぎず大切に持っておきたい
全てはバランスでしょう?