数的処理についての補足です。



数的処理の上達につながれば思い、書かせていただきます。


数的処理の基本はパターン(解法)を暗記することです。


私が数的処理を克服できた時というのは、このパターンが頭の中に染み付いてきたとき、つまりパターンを暗記できた時でした。


解き方がわからない状態で問題を解いたとき、ただパニックになっていました。みんなどうやって解いているのだろうと困惑していました。


しかし、解法が頭の中に残るようになってきたとき、一見見たことない問題を見たときも「この分野の問題は、Aの解き方とBの解き方しかなかったな。まずはAの解き方で試してみよう」と考えることができ、柔軟に対応できるようになっていました。


解法には無限ではありません。もちろん上限があります。「どの分野に何通りの解法があるか」を簡単にまとめて、手元におきながら解けば、「問題を見る→解法を思い出す」スピードがあがり、解法の定着率も上がると思います。


例えば、数的推理なら


1 不定方程式

2 割合

3 比の利用

4 食塩水

5 平均

6 速さ

7 仕事算

…など


分野ごとに分けられると思いますが、例えば仕事算の解き方なら


1 仕事量全体を1とおく解き方…手順1 ○○ 手順2 ○○

2 仕事量全体を1とおかない解き方…手順1 △△ 手順2△△


と書いておき、2パターンしかないと知っていればあとはこの2つの解き方を順序通りに解いていけば解くことができます。


このまとめは、日本史で紹介した年表のようなものです。


頭の中を整理する目的で使用します。年表はコピーするだけでいいですが、数的処理はなかなかコンパクトにまとまった本がなかなかないのと、過去問を通して自分でパターンを知りながら作る方が本番で使えると思うので、自分で作らないといけないというデメリットはあります。


過去問を解くときに間違えた問題だけ、など、少しずつ作っていけばそこまで時間のロスにはならないと思います。1日のうちに少しずつ余裕がある人は試してみてください。

論文対策1で書いた内容の補足です。



論文で評価されるのは、「論理的か」の次に内容のオリジナリティだと言われています。


よって、オリジナリティのある内容よりもまず論理的に書けていなければ論理性のある文章にはなりません。したがって論文の基礎は、背景→現状→問題点→解決策 といった型をまず覚えること、ということになります。


型を覚える方法としては、論文対策2で紹介した「たくさんの論文を読む」という方法も効果的ですが、もうひとつ効果的な練習方法があります。


それは、模範解答を模写してみることです。見るだけより手を動かした方が頭に残りやすいためです。2~3回程度書いてみると、なんとなく流れが頭の中に入ってくると思います。


しかし、この練習方法の問題点は時間がかかるということです。1つ写すのに30~40分くらいかかってしまいます。


ですので、時間を短縮したいという方には、またまた耳で暗記方法をお勧めします。論文を音読してICレコーダーで録音し、耳で聞けば時間を何分の1にも短縮することが出来ます。


この練習の目的は、「流れを覚える」ことです。


接続部のフレーズを暗記してそのまま使えば、考えずに論文の雛形が出来上がるので、何も考えずに論理的な文章をつくることはできますが、これをとするとフレーズの丸暗記になりがちで、フレーズが出てこなかったらパニックになるのでお勧めはできません。


あくまで、「背景→現状→問題点→解決策」というような流れが頭の中に定着したら、あとは自分の言葉で書いて練習することをお勧めします。

論文対策の続きを書きたいと思います。



参考書の模範解答をたくさん読み、「公務員試験の論文とはこういうものなんだ」ということを知るというところまで書きました。



自分が読んだ参考書の評価をしたいと思います。



まずこの「論文試験 頻出テーマのまとめ方」は、本は分厚いので情報量はありそうですが、解決策があまりのっていないため、あまりお勧めできません。

地方上級・国家2種・市役所上・中級 論文試験 頻出テーマのまとめ方[2011年度版]/吉岡 友治
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対して、「公務員 論文試験の秘伝」はその解決策がのっているので、その意味でお勧めできます。


公務員 論文試験の秘伝〈2012年度採用版〉/山下 純一
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私は他にもう一冊買いましたが、間違えて初級のものを買ってしまったのでここでは紹介できません。他に使用したのは、予備校のテキストですが、問題と模範解答がのっているだけなので、市販のものとそこまで変わりません。模範解答を読む目的で使用しました。


非情にたくさんの参考書が出ているので、実際に立ち読みをしたりアマゾンのレビューを見てきめるといいと思いますが、勉強していて思ったのは、「論文→次ページで解説」の形式のものがわかりやすく、さらに論文の解説に、流れのまとめが書いてあるものがわかりやすいと思いました。
③自分で論文を書いてみる。


論文上達の一番の近道は、自分の手で書くということです。しかし、間違った方向に努力をしても実力は伸びません。予備校の講師やその道のプロなど、誰かに添削をしてもらうのが大切です。



添削なしで論文勉強を進めることは、解答なしで問題集を解いているようなものです。正しい方向へ向かって努力することが上達の一番の近道になります。



誰かに添削してもらえる状況を整えましょう。個人的には、予備校講師がベストだと思います。私は2年目は論文対策と面接対策だけのためにと思って予備校にお金を払いましたが、添削してもらってなかったら論文試験は無理だったかもしれません。



公務員で働いている知り合いなど、誰でもいいので、必ず添削はしてもらいましょう。



補足ですが、論文を書くためにはネタが必要です。



背景や問題点、今行われている自治体の政策に、より新しいものを盛り込めばよりオリジナルな論文になります。



そのネタ集めのために、日ごろニュース等を見るときにも、とりあげている問題の「背景、現在の政策(解決策)、新たな問題点」を意識しながら見て、抽出できるようにするといいでしょう。さらに、自分なりにどのような解決策がいいかも考える癖をつけておくといいと思います。



普段から、「背景→問題点→解決策」という流れを意識するようになるので、日常から論文対策をできます。

論文の途中ですが本の紹介をしたいと思います。



読んだら、きちんと自分の知識にする方法 (アスカビジネス)/宮口 公寿
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先日たまたま本屋に行ってパラパラと立ち読みをしたんですが、記憶についての説明やテキストの内容をどのように暗記するかということが書かれています。



記憶に関して自分と考えが似ている部分もあり、勉強方法を考えるうえで役立つのではないかと思います。



「言葉の角度によって、理解できるできないが変わる」というフレーズにピンときました。



アマゾンでレビューを見てから判断してもいいと思うので一度見てみてください。

ついに2月2週目になり、4、5月に試験をうける方にとっては3ヶ月を切ってしまいました。



試験を受け終わったときに後悔しないためにも、必死に勉強しましょう。



間が空きましたが、引き続き論文対策について書きます。



前回の記事では、論文対策で一番大切なのは、「どのような公務員になりたいか」「どのような仕事をしたいか」を考えることだと書きました。



これを考えておくと、市役所レベルであれば大体の問題に対して結論とすることができます。



②次に、論文の基本を学びます。


基本としては、型と注意事項があります。まず型としては、



論文型(例えば、少子化問題をどうするか、など)

導入→背景→問題点→解決策


作文型(例えば、○○職員として何をしたいか、など)

導入→過去の失敗と反省(どのように考え方が変わったか)→今後のこと(やりたい仕事など)→結論



私の受けた自治体では作文型でしたので、下の型を使いました。



作文用紙に書く際の注意事項については、大体どの本にも載っているのでそれを参考にしていただければと思います。



③次に、たくさんの論文を読みます。



公務員試験の論文とは「大体」こういうものなんだということを知ることが必要です。ほかの科目でテキストを使って勉強をしたのと同じイメージです。



型を意識しつつ、また読みながら「次は何が書かれているか」ということを意識するとより効率がよくなります。



ただし、参考書に載っている論文は完璧ですので、「このレベルまで書かないといけない」と焦る必要はありません。あくまでB~C評価であればいいのですから。


もちろんもっと上手に書ける人はそれにこしたことはありません。


次に続きます。







大分時間が空いてしまいましたが…論文対策について書きたいと思います。



論文といっても、私が実際に合格した論文はC日程の論文になりますので、そこはご了承ください。



まず論文試験についてですが、予備校の授業で聞く情報によると、6割とれれば十分です。A~F評価でいうなら、B~C程度でも大丈夫

で、大体の学生がB~Cらしいです。



つまり、論文試験は他の学生と同じくらいの点数がとれていればいいわけです。



論文で不合格とならないためには、論文の最低限のルールを学んでおくことが必要です。



そして論文で一番大切なこと、それは



どのような公務員になりたいか


どのような仕事をしたいか



をしっかりと考えておくことです。



公務員を目指す人なら積極的な理由があると思いますが(安定してるからとか、楽そうだからという理由は消極的な理由とします^^)、これをしっかり考えておくことは、モチベーションアップや面接対策になりますが、論文対策にもなります。



なぜなら、市役所の論文の問題は、結局のところ「~のような心構えをもって公務員として働きたい」「~という経験を活かして、~という仕事を通して貢献したい」という結論に結び付けることができるからです。



次回へ続きます。

社会科学は政治・法律・経済・社会の4科目に分かれます。



試験種によっては、ここに時事の問題も含まれます。



人文科学、自然科学と比べると、社会科学は比較的暗記する量が少なくて済むという印象でした。



基本のテキストとしては、「スーパー過去問ゼミ」を使用しました。



公務員試験 新スーパー過去問ゼミ3 社会科学/著者不明
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これには各科目の要点と過去問がのっており、表が多いため、頭の中で整理しやすいのが特徴です。



この本の要点のページで要点を確認しながら、過去問を解いていきます。



その後、また要点のページを見ながら「出たDATA問」で過去問を解いていき、過去問を通して暗記していく方法で勉強するのが効率良く勉強できるのではないかと思います。



これを試験までに最低3周繰り返しますが、なかなか覚えられない事項については要点のページに書き込んで自分だけのテキストを作っていきます。



過去問に良く出てきたポイントには「重要」などのチェックをしておいてもいいと思います。

数的処理の直前の勉強方法について書きたいと思います。



試験の1~2ヶ月前までは、これまで書いてきた勉強方法、解法理解→過去問を通しての暗記→細かく復習、をくりかえし、テキストを最低3周くらいすると板についてくるのではないかと思います。



次は、本番と同様のプレッシャーの中で問題を解くことによって、解法のさらなる定着率アップと時間配分、プレッシャーに強い精神力を身に着けます。



まず問題集ですが、これまで使ってきた東京アカデミー「出たDATA問」でも構いませんし、すでに問題を見た瞬間解法が頭に浮かんできて解けてしまうという方は、別の問題集を使ってもいいと思います。



公務員試験 新スーパー過去問ゼミ3 数的推理/著者不明
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も、問題数は少ないですが解説はよくできているのでおすすめです。本屋で立ち読みしてみて自分に合っていると思うものを選んでみてください。もちろんこのテキストを基礎のために使っても全く問題はありません。



問題の解き方としては、問題数と制限時間を本番と同様にします。たとえば、もし自分の第一志望の試験で数的処理が、数的推理5問、判断推理4問、空間把握3問、資料解釈3問の合計15問だとすれば、その通りに問題集からランダムにピックアップします。



制限時間は、別の記事に書きたいとも思いますが、全40問で2時間とした場合、私は数的処理50分、文章理解40分、一般知識30分で解きましたので目安にして頂けたらと思います。数的処理を50分と決めた場合、その時間を必ず守って問題を解き、答合わせをする。



そして、間違えて覚えないといけない解法はノートにメモしてこまめに見たり、言葉に直してICレコーダーで録音して隙間時間に聞いて耳で暗記します。



この期間はこれを繰り返しの作業によって実力アップを図ります。毎日行うことが大切ですが、一回に2時間を要しますので、時間が足りないと思う方は問題数を減らして行ってもいいと思います。



ただしその場合は、もちろん制限時間も比例して減らさないといけません。



1問1問にかかる時間もわかりやすく解きたいという方には、私もやっていましたが砂時計をおすすめします。砂が落ちていくのを見ながら解くのは時間に対するプレッシャーが全然違ってきますので、本番さながらの精神状態で勉強をすることができます。



本番での一番の敵は自分、プレッシャーです。プレッシャーがかかると実力の7~8割くらいの力になると思ってもいいかもしれません。



それを克服するためには普段からプレッシャーを感じれる練習を積むことで精神力が鍛えられます。もちろん、制限時間内に解く練習をすることによって、問題を見る→解法を思い出す、という時間が短縮できてきます。



本番さながらの練習をどれだけ多くしたかが、問題のスピードアップとプレッシャー対策につながります。



この練習は必ず行うようにしましょう。

資料解釈の勉強方法について書きたいと思います。



資料解釈は、文字通り資料の内容を読む問題です。数的推理、判断推理、空間把握と違うのは、解法を知らなくても時間をかければ解けるというところです。



つまり、点の取りやすい科目でもあります。ただ、だからといって解法を覚えずにごり押しでとくのは時間がかかるので自殺行為です。



しっかりと解法やポイントを押さえて解くようにしましょう。



①解法(解き方)を覚える


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この本を読み、基本事項と解法(解き方)の理解を行います。


②過去問の練習を通して解き方を暗記する


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基本は解法暗記→過去の繰り返しです。これを最低3週は繰り返すようにしましょう。



資料解釈は解き方として、計算の短縮の仕方を覚えればかなりの問題を解くことができます。そこをまず覚えるようにしましょう。

空間把握について書きたいと思います。



空間把握は図形問題のため、イメージを必要とする問題と思いがちかもしれません。しかし、数的推理や判断推理と同じように解法やパターンがあり、順序をしっかり守って解けば誰にでも解ける科目です。



①空間把握の解法を「空間把握・資料解釈まるごと講義生中継」で理解します。

一気に全部読むのではなく、ある範囲を決めて読みます。

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②頭に入れた解法をすぐに「出たDATA問」の過去問で使えるか練習します。

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基本的にはこれを繰り返し、3周以上まわすようにします。


③解法をノートにメモするか、ICレコーダーで録音してこまめに確認する。

自信のない解法や何回やってもわからない解法は、何回も見る、何回も聞く、をして体に覚えこませます。



どの科目でもそうですが、基礎を徹底的にやることが、遠回りのように見えて実力をあげる一番の近道です。



スランプになる人は、だいたい基礎がおろそかになっているパターンが多いです。私がまさにそうでした。



B日程を落ちたとき、自分に何が足りないかを考えましたが、なかなか結論がだせませんでした。それは、自分は勉強を頑張ってきて、過去問もとけるようになってきて、自分に変な自信があったからです。



しかし自分を過信せず、C日程まではひたすら基礎をかためることだけを意識して勉強しました。そして基礎的な問題を早く解くことができ、基礎ができてきたかなと思えた時期に実力がぐんと伸びました。



公務員試験は、基礎的な問題をいかに早く解けるかが大切な試験です。



スランプに陥ったときはもちろん、スランプにならないために、時間がないと思ってもまず基礎の問題を早く処理できるだけの力をつけてから応用編を勉強することを意識しましょう。