『スパイダーマン ブランド・ニュー・デイ』を観てきました。

前作で行き着くところまで行ったと思いきや、「うちわ受け」になる傾向もあるマルチバース路線には流れず、今回は直球勝負。

登場人物たちの情動を丁寧に描き、練りに練られた脚本で、とても面白かった。

SONYのスパイダーマン愛は本当に強いね❤️

今回は、一人の人物について語りたい。

ラスボスの女の子だ。

このキャラクターは、マーベルの他作品にも登場している。

ただ、その能力は脇役としては活きても、メインになると途端に物語を失速させかねない、扱いの難しいキャラクターだ。

実際、長大なシリーズの終盤を担った作品で、その能力ゆえに評価を落とした例を俺は、二作品 知っている。

だからこそ、このキャラクターをラスボスに据えたことには驚かされた。

能力は、人の心を操るテレパス。

次々と人の心へ乗り移るため、スパイダーマンは「一人の敵」として対峙することができない。

つまり、アクションの見せ場を作るのが極めて難しい。

敵と真正面からぶつかり合う絵が成立しにくく、これまでのスパイダーマンのヴィランとはまったく毛色が違うのだ。

だから思った。

なんで、物語成立難度マックスのキャラクターを、ここでラスボスに持ってきたんだ?

同じパターンの踏襲を避けたかったのだろうか。

そして、その答えは「大成功」だった。

ラスボスとしても、アクションとしても、マンネリ打破としてもしっかり成立していた。

……あと、身も蓋もないことを言うと、今回そのラスボスを演じたセイディー・シンクが、とにかく可愛い(笑)。

これまでこのキャラクターを演じた女優さんたちは、どちらかというとアダルトな顔立ちの人が多かったけど、今回は丸顔なのにシャープな美少女的雰囲気があって、思わず見惚れてしまった(^。^)

東野圭吾の訃報に接し、真っ先に思い浮かんだのは『秘密』(1998)だった。

東野圭吾の作品が好きか嫌いかと聞かれれば、俺は「嫌い」と答える。

いや、正確には、『秘密』を読んでから嫌いになった。

あの作品は間違いなく傑作だ。

だが、一言で言えば「鬱勃起」のような小説だった。

心の奥底を抉られ、しばらく立ち直れなかった。

以来、『翳りゆく部屋』を聴くたびに、自分の恋の終わりを予感してしまうような人間になってしまった。

それまでは東野圭吾といえば、本格ミステリーの人だと思っていた。

ところが『秘密』で、その思い込みを粉々に打ち砕かれた。

あまりにも効きすぎた。

だから、それ以降は読まなくなった。

その後の東野作品は、「飽食の時代を生きる日本人は、悲劇や喪失を与えられることで涙を流し、感動する」ということを見抜いたかのように、人の心を容赦なく抉る作品を次々と世に送り出した。

俺の好みではない。

それでも、名作を次々と生み出したことは認めざるを得ない。

だから昔から言っていた。

「東野作品は好きじゃない。でも、村上春樹より文学的だ」と。

映画化作品は二時間ほどで終わるから何とか耐えられたし、実際かなり観た。

それでも『容疑者Xの献身』はきつかった。

弁当屋へ行き、どこにでもいるようなパートのおばちゃんを見るたび、松雪泰子の儚さが頭をよぎって胸が痛んだ。

そして最後に、やはり『秘密』。

ハードカバー初版のカバーを開いた時の、あの仕掛け。

あれにも泣かされた。

文庫版もデザインは違うが、同じように胸へ刺さる装丁だったと記憶している。

俺は東野圭吾が好きではない。

だが、間違いなく、日本文学史に残る作家だった。


レビュー本文
映画『ちいかわ 人魚の島のひみつ』を観た。

原作もアニメもほとんど知らない。ただ、可愛らしい絵柄とは裏腹に、どこかシニカルな世界観だということだけは、断片的に知っていた。

映画館で予告編を観た時、その、そこはかとなく漂う不穏な気配に惹かれ、公開初日の初回上映へ。

……強烈だった。

前半こそ、物語はわりと穏やかに進み、「こんな感じなのか」と、少し眠気すら誘われた。

ところが、しもべの人魚が攫われ、南の島の住人に危害を加えるセイレーン(故ねこぢるタッチの絵柄)が現れる。

誰が人魚を連れ去ったのか。
なぜ人魚を連れ去ったのか。

その真相が明かされた時、ファンシーな『ちいかわ』という世界には、簡単には答えを出せない「現実」が横たわっていた。

そして、この作品は、その現実に対して安易な答えを示さない。

子供たちは、この物語をどう受け止めるのだろう。

でも、それでいいのだと思う。

世の中には、根っからの悪人ではなくても、愛する誰かのために罪を犯してしまう人がいる。

そして、その事情を酌むことなく、まるで閻魔様のように罪を裁く、理不尽にも思える現実もある。

そんな世界の一端を、この可愛らしいキャラクターたちが静かに描いて見せた。

子供向けアニメだと思って観に行ったら、人生の理不尽さを見せつけられた。

……ちいかわ、恐るべし。
「出オチ」という言葉があるけど、この作品は、いわば「設定オチ」の映画だと思う。
悪霊に取り憑かれた飼い主。その愛犬・インディだけが、周囲に蠢く悪霊の気配を感じ取っている――。
物語は犬の視点で描かれる。ただし犬の主観映像ではないので、犬の表情や仕草もしっかり映される。
ところが、見始めてすぐに飽きてしまった。
上映時間はわずか78分なのに、妙に退屈なのだ。
その理由は、物語があくまで犬の感覚を軸に描かれていて、人間が期待する「悪霊との攻防」という構図になっていないからだろう。サスペンスもほとんど生まれない。
俺は愛犬家ではないので、犬の生態がどれだけリアルに描かれているのかは分からない。でも、犬好きなら楽しめる要素はあるのかもしれない。ただ、観客の大半は人間なのだから、もう少し人間側が感情移入できる作りでもよかった気がする。
観ながら、俺は「この悪霊はいったい何者なのか」と考え続けていた。
飼い主は重い病を患っているようなので、最初は死神のような存在かと思った。しかし、その後は祖父の館に巣食う悪霊のようにも見える。
ところが、その気配は祖父の館へ向かう前から現れている。
ならば館の霊ではないのか?
しかも病気も引っ越し以前から発症している。
このように、悪霊らしき存在の行動や出現に、一貫した法則性が感じられない。
もちろん、お化けに法則などなくても構わない。でも、映画の中で最低限のルールが見えなければ、観る側は物語に没頭できない。
『ジョジョの奇妙な冒険 第3部』のイギーvsペット・ショップのような熱い展開までは求めないが、もう少し人間ドラマやサスペンスがあってほしかった。
ああ、高橋よしひろの『銀牙 流れ星銀』シリーズなんかも思い出されるね。
ラストでは夜が明け、飼い主は息を引き取る。
ひとり取り残されたインディのもとへ、飼い主の妹が迎えに来て名前を呼ぶ。
亡骸のそばに残るべきか、それとも自分を呼ぶ妹のもとへ行くべきか――。
一瞬ためらった末、インディは妹のもとへ駆け出す。
「ああ、やっぱり犬なんだな」と思った。
その瞬間、この作品が最後まで自分に刺さらなかった理由も腑に落ちた。
犬という存在を誠実に描こうとした結果、人間が求めるドラマやサスペンスが後景に退いてしまった。その作風が、自分には合わなかったのだ。

⭐️🎦今年、映画館で観た作品の星取り④🎞️玉石混交✨🪨✨

(31)『マスターズ・オブ・ユニバース』…⭐️3.0

ジェームズ・ガン監督作品のような、ノリの良いヒーロー映画を目指しているのだろうけど、その軽快さに今ひとつオシャレさがない。でも、本作のトラヴィス・ナイト監督は、俺にとっては名作『コララインとボタンの魔女』の監督。あの独特のダークなセンスを、もう少しこちらにも生かせなかったのかなぁ。

(32)『DIE MY LOVE/ダイ・マイ・ラブ』…⭐️3.0

うーむ。評価は高いようだけど、俺には合わなかった。感情の赴くままに生きる女性が、子育ての中で自分を見失っていく物語なのだが、どうにも彼女は最初から危うく見えてしまう。『ベティ・ブルー』のように、時代を象徴する狂気には至らず。でも、この作品との出会いが人生の転機になる若者もいるのかもしれない。

(33)『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第6章 碧い迷宮』…⭐️2.0

詳しくは後で書くけど、福田監督の『ケロロ軍曹』といい、福井監督の『ヤマト3199』といい、方向性は違うものの、どちらにも【娯楽】に対する偏見のようなものを感じる。それが致命的にズレている気がする。名前に「福」が付くとヤバいのかな(笑)。『ヤマト』はギリギリでメタ展開を回避しているから、まだ観ていられる。最終章で流れるであろう布施明の「愛よその日まで」で、無理やり泣かされるつもりで最後まで付き合う。しかし、『エヴァンゲリオン』の呪縛は本当に大きいなぁ…😅

(34)『#スーパーガール 』…⭐️3.5

面白かった! 主演女優が少しウィロー顔なのは気になったけど、不思議と共感できる。ジェームズ・ガン監督がプロデューサーだけど、多忙だからなのか、途中からガン作品らしい勢いが薄れてしまう。それでも、スーパーガールのキャラクター性と、『スター・ウォーズ』を思わせる世界観で最後まで楽しめた。

(35)『ロングウォーク』…⭐️3.5

圧政下のアメリカで、国民の不満をガス抜きするために開催される、休憩なしの徒歩デスレース。唯一の勝者には莫大な褒賞が与えられる。設定だけならB級映画になりそうな題材を、作り手は意外なほど格調高く描いていた。参加者同士の友情が描かれる一方、脱落者は頭部を銃で撃ち抜かれる。その頭蓋骨が鮮明に弾け飛ぶ描写も含め、最後まで緊張感が途切れなかった。

(36)『新劇場版☆ケロロ軍曹 復活して速攻地球滅亡の危機であります!』…⭐️1.0

『ケロロ軍曹』という優良コンテンツを蔑ろにしてしまった福田監督作品。他作品のパロディを大量に盛り込んでいるが、肝心のパロディとしての整合性がなく、ただの思い付きにしか見えない。長年のファンほど「作品を壊された」と感じたのではないだろうか。せめてテレビシリーズを20本くらい見てから脚本を書いてほしかった。

(37)『トイ・ストーリー5』…⭐️4.5

ピクサー作品もさすがにパターン化してきた印象はある。それでも『トイ・ストーリー』シリーズだけは、毎回、極上の一本を届けてくれる。AIが限りなく人間の感情へ近づいていく時代だからこそ、今回の結末も、そう遠くない未来にはまた違った意味を帯びて見えてくるのだろう。#トイストーリー5 

続く❣️

『ケロロ軍曹』は熱心なファンというほどではないけど、マンガやテレビアニメは時おり見ていた。
 映画はスケールが大きい分、思い切った展開ができるので、何作かは映画館にも足を運んだ。
 特に映画版『天空大決戦』は傑作だと思っている。ガンダムのパロディも、単なるネタではなく、物語に有機的に組み込まれていた。
 ……さて、今回は16年ぶりの劇場版である。
 何の情報も入れずに見始めたのだが、どうも記憶の中の『ケロロ軍曹』と違う。
 テンポが時代によって変わるのは仕方ないとしても、「この人とこの人の関係って、こんなだったっけ?」と、序盤から戸惑ってしまった。
 しかも、ちびまる子ちゃん並みにツッコミのナレーションまで入る。しかし、そのツッコミもスローテンポと捻り過ぎていて笑えない。
 さて、本編が始まると、前半は怒涛のパロディラッシュ。
 『妖怪ウォッチ』『進撃の巨人』『ドラえもん』『ウルトラマン』にショッカー戦闘員。なぜかアニメ化された『勇者ヨシヒコ』や、『HK/変態仮面』、『銀魂』のメンバーまで飛び出してくる。
 顔ぶれだけ見れば面白い。
 でも、なんで一線級でも二線級だけでなく、いきなり七線級みたいなネタ選びに突入していくんだろう。
「どういうことだ!?」と思ってしまった。
 問題は二つある。
 ① パロディに深みがない。
「こんなのを出しておけば子供は喜ぶでしょ?」
 そんな安直さが透けて見える。
② パロディが物語とまったく有機的に結び付いていない。
 リストのように羅列されているわけでもなく、それぞれのパロディ同士の整合性すらない。
 結果として、作品全体が支離滅裂になってしまっている。

「どういう力関係で、この作品は作られてしまったんだろう?」
 そう思い、エンドロールを凝視した。
 すると、脚本・総監督が福田雄一氏だと知った。
 もちろん、この監督を全否定するつもりはない。
 今でも腹を抱えて笑える作品はたくさんある。
 でも、なぜ『ケロロ軍曹』という、ある意味**「ポップなオタク文化の拘りが凝縮された作品」**に、この作風(乱雑なペラペラ感)を持ち込んだのだろう。
 その結果、ケロロを愛してきた子供たちにも、長年のファンにも、どこかそっぽを向いた作品になってしまったように思える。
 なんだか、とても悲しかった。
 ……日向家のお母さんのナイスバディだけは良かったけど(笑)。

🎦今年、映画館で観た作品の星取り③🎞️



(22)『ナースコール』…⭐️4.5


とある職業の、とある一人の、とある一日を切り取っただけなのに、ここまで興味深いドラマと世界的課題の提示を両立させた手腕に感服。



(23)『名探偵コナン ハイウェイの堕天使』…⭐️3.5


毎度のことながら、細かな推理要素を散りばめつつ、街を大爆発させる映画ならではの派手さに感心する。

たぶん『コナン』は、俺が生きている間は終わらない。『ワンピース』は、あと7年こくらいで完結を見届けられそうだけど😅



(24)『ダーティー・エンジェルズ』…⭐️3.5


ガイ・ハミルトン的な職人気質を感じさせる、マーティン・キャンベル監督の久々の作品。

アフガニスタンで女子学生を虐殺し、利用価値のある白人女子学生を誘拐するISIS。誇張された野蛮さに見えるが、現実もまたそうだから始末が悪い。

ISISとタリバンの微妙な立場の違いによる「内ゲバ」も感じさせつつ、精密かつ豪快なアクションが楽しめた。



(25)『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』…⭐️3.5


ディズニー帝国を脅かしうる唯一の存在、任天堂の看板キャラクターたちの物語。王道に面白い。

ただ、スターフォックスの活躍は、個人的には「作品が違う」と感じた。これは任天堂オールスター作品ではなく、あくまでマリオ作品だからだ。

ピクミンのゲスト出演くらいならアリ❣️



(26)『サンキュー・チャック』…⭐️4.0


非常に面白く、ダンスシーンには胸が躍った。

俺は、色彩感覚こそ良かったものの、ダンスの必然性を感じられなかった『ラ・ラ・ランド』には少し冷めた部分がある。

その点、本作のダンスには痺れた。映画史に残るシーンだと思う。

原作はスティーブン・キングだそうだが、この深みは原作にもあったのだろうか。

蛇足ながら、本作はドラムのリズムにダンスが加わることで完成している。一方『ラ・ラ・ランド』は、メロディーに対してのダンスが過剰だったのかもしれない。



(27)『スマッシング・マシーン』…⭐️3.0


よくできた作品。主演のドウェイン・ジョンソンも好きな役者だ。

ただ、実在の格闘家の生き様を描いた作品だけに、普通に生きる俺にはどうしても強い感情移入ができなかった。

ちなみに、大沢たかおや光浦靖子も出演している🫡



(28)『スター・ウォーズ マンダロリアン&グローグー』…⭐️4.0


面白かった。とはいえ、スター・ウォーズ原理主義者には評価が低いのだろう。

ちなみに俺の好きな『スター・ウォーズ』作品は『ローグ・ワン』と『エンドア』である(エンドアは嘘😅)。

だからこそ、原理主義者とは相容れない。

おそらく、今作や『ローグ・ワン』のような浪花節的な人情味は、彼らには受け入れ難いのだろう。

ただ、原理主義者の言う「これぞスター・ウォーズ!」とは、もしかすると若き日のルーカスの未熟さや、当時の特撮技術の稚拙さへの愛着なのかもしれない😞



(29)『マテリアリスト 結婚の条件』…⭐️4.0


『スマッシング・マシーン』同様、A24らしい斬新さを感じる作品。

結婚をテーマにしているだけに、俺自身も興味深く鑑賞した。

顧客同士をスペックで引き合わせる結婚コーディネーターの女性が主人公。

『フィフティ・シェイズ』シリーズでは、どこかもったりした印象だったダコタ・ジョンソンが、洗練された魅力をまとって登場する。

功利的だった主人公が最終的に愛を選ぶという王道の物語だが、そこに至る過程は現代的な台詞で彩られている。



(30)『シラート』…⭐️4.5


うーむ、面白い。

全編をリズム主体のトランスミュージックが彩る。戦禍の中、北アフリカを舞台に、行方不明の娘を探すため息子と旅をする男と、レイヴ会場を渡り歩く人々、そして砂漠を進むロードムービー。

『恐怖の報酬』的でもあり、『エル・トポ』風でもあり、『ベティ・ブルー』要素もある。

最終的に主人公はレイヴ的な解脱にも似た境地へ至る。

しかし、それを打ち砕く地雷原‼️

しかも、登場人物たちが地雷原に挑む場面で流れる音楽が、どこかコントめいているのだから困る😅


#映画レビュー #映評 #映画の感想 

阿部巨人監督の辞任劇だが、報道では“娘への暴行容疑”とされている。しかし、その後に出てきた事情を並べると、別の流れも見えてくる。

娘と姉妹が兄弟ゲンカを始め、それを止めようとした阿部メンバーが、引き離して取り押さえた。ところが、ケンカの経緯を曖昧にされた娘は、かつてないほど憤り、自室でChatGPTに対策を相談。すると児童相談所(児相)への連絡を勧められ、結果として児相から警察へ話が伝わり、現行犯逮捕に至った――そんな構図にも見える。

ところが、事が表に出ると、テレビなどのオールドメディアは、“娘がAIに相談した”という現代的な行動ばかりを問題視し始めた。さらには、『AIは時に完全なデタラメを答える』などと繰り返し、あたかも“AIに頼ったこと自体”が問題であるかのように語り続けている。

  ──なにを言ってやがるんだ⁉️

この問題で、本当に問われるべきなのは何なのか。

子どもの安全を守るという観点から見れば、最大の問題は、『児童相談所が本当に適切に機能しているのか』という一点に尽きるだろう。

にもかかわらず、その“児相への追及”から世論の目を逸らすため、さらには、自分たちから進む“メディア離れ”を食い止めたいがために、“AI叩き”へ論点をずらしている――そんなオールドメディアの罪も小さくない。

そして俺は、児相という組織の根底には、共産党系思想の影響が色濃く存在していると思っている。表向きは“子どもの保護”を掲げながら、その裏では『日本的家族の解体』を志向しているようにしか見えない場面がある。

戸籍制度をなくそうとする勢力とも、どこか通底している。

家族から子どもを引き離そうとする一方で、明らかな毒親のもとへ子どもを戻してしまうケースもある。

俺は、船戸結愛ちゃんの事件を思い出すたび、怒りと悲しみで頭の血管が切れそうになる。

さらに、辺野古転覆事故で、共産党系の組織的行動によって“虐殺されたも同然”だと感じている武石知華さんのことを考えると、目つきが殺し屋みたいになるほど憤りが込み上げる。

結愛ちゃんや知華さんが、もし今も生きていたなら――クソ汚ねぇツラをした共産党の腐ったジジィババァどもの二万倍、世の中を幸せにしたはずだ‼️

そして、阿部(前)監督の娘は、いっときの怒りに身をまかせた帰結で、父親の仕事を奪ってしまったことを生涯 悔やむことになる。

それが児相のやらかしたことだ…、子供を不幸にするのだ。

マンガ『ブラッククローバー』が完結したそうで、今、暇な時間に最初からコミックスを読み直している。


主人公の真っすぐさには、改めてホロリとさせられるし、マンガとしての構成の巧みさにも感心する。


ただ、この作品、途中から急速にパワーダウンした印象がある。

掲載誌がジャンプ本誌から増刊へ移ってからは、俺も読まなくなってしまっていた。


なんで勢いが落ちたのか?


正直、その辺の出来事の時系列は、もう記憶が曖昧だ。

単純に、過酷な連載スケジュールで作者が疲弊した……という面もあったのかもしれない。


だが、俺がちょっと気になっているのは、作中に、俳優 新井浩文をモデルにしたようなキャラ「ライア」がいたことだ。


本人もコミックスの帯にコメントを寄せ、仕事場にも来ていたし、アニメ版ではライアの声まで担当していた。


……しかし、その後、新井浩文 は事件を起こしてしまう。


そこから、なんとなく作者のテンションが落ちてしまったような気もするのだが……まあ、それは外から見ている側の勝手な想像に過ぎない。


ただ、作者は本当に絵が上手い。


女の子を描かせれば、身体の柔らかさや肉感の表現が秀逸だし、幼女を描かせても、ちゃんと“丸さ”の可愛さがあるんだよなぁ🩷

30年ぶりに、島田荘司の『水晶のピラミッド』を読み返し、大いに満足。頭の中がすっかりエジプトになっていたので、本屋で手に取った「このミス大賞」の『ファラオの密室(白川尚史)』を購入した。


これが面白かった。

ミイラ化され、現世に蘇った被害者自身が主人公となり、犯人探しと、危機に瀕したエジプトの王権・神権を救おうとする物語。ちゃんと“島田イズム”が息づいている。


特に、ミステリー的には一見無意味にも思えた「ペルシャの娘の奴隷生活」の描写が、後に謎解きの重要パートだったと判明した時には感激した。


そして、ミイラとして蘇った男が探偵役を務めるという発想だが、これは日本ミステリー不動のオールタイムベスト『生ける屍の死(山口雅也)』の系譜だろう。


こちらは、パラレル英国を舞台にしたパンク探偵が、殺された後に蘇り、ゾンビとなって身体が朽ちていく中で捜査を進める物語である。


さらに言えば、『ジョジョの奇妙な冒険 Part5(荒木飛呂彦)』で、ギャングリーダーのブローノ・ブチャラティが、死後もなお身体を動かし、目的へ邁進していく描写にも、山口雅也作品からの影響を感じる。