勝つために走るのならば、
いくら自分の体が怪我をしただの、調子が悪いだの、
勝つために走るのならば、
ただ、がむしゃらに走らなければならない。
怪我をしてでも走るのは普通で、
それくらいで弱音を吐くのは信じられない。
一つ上の先輩はこう僕に言いました。
一応ですが、
その先輩は、高校一年生で400mを49秒で走り、中国合宿にも参加している先輩です。
これだけの実績がある先輩ですが、
その原動力は、ただひたすらに勝つために走る事だけを思うことだと言いました。
その先輩は、新入生でもある僕にすごく話してくれて、面倒も見てくれます。
同じ種目で親近感があるのでしょう。
ですが、それとともに僕に対する「期待」もあると思います。
なんとしても、この「期待」を裏切るようなことはしたくないです。
なので、僕はとにかく走り続けます。
高校の部活動は僕が想像した以上に熱心です。
この環境でどこまで僕は強くなれるでしょうか?
夢に見た、インターハイへの挑戦が始まりました。
僕はもう高校生です。
