アメリカの親友 １５

うちの学校は 月に一度 寮を閉めて 全員親元に帰るんです、水曜日の午後から日曜日の夜まで それぞれ実家？でゆっくり出来るんだけど、私達留学生には 帰国なんかムリ、それで困ってたら 学校側もちゃんと事情をわかってもらえて 滞在先をアレンジしてくれました！

最初の月は 学校の敷地内にある 先生のお家にお呼ばれされました 私のピアノの先生のお宅に 私を含めて 数人 留学生と 実家がかなり遠い子達が お世話になりました 先生と旦那さん両方とも学校の職員だったので、色々と気を使ってくれて 少しでも気分転換になるならと ちょっと遠くの観光地までドライブに連れて行ってくれました 学校の環境も結構自然がいっぱいなんだけど、さすがに国立公園だけあって、楽しかった～
食事も みんなで作ったり 香港からの留学生が餃子を作ろうって提案してきて、みんなで 餃子作りを和気あいあいで 作ったり、そして 先生も私達に色々とアメリカの文化や習慣を教えてくれました うーん昨年ホームステイでは教えてもくれなかったような事とか とにかく 先生は優しくて あっという間に日曜日になってしまいました とにかく先生のご飯が美味しくて
女子ばかりだったので 色々 お嫁入り前の準備のお話とか…アメリカでは 女の子は 色々と嫁に行く前に食器やら 準備をするんだそうで それらを入れておくチェストが ホープチェストって名前がついてるんですよ 希望のチェスト なんかロマンティックですね～ 先生はピアノでも 音楽の楽しさを色々と教えてくれたので 日本でやってたピアノや、音楽に対しての考え方が ガラリとかわりました 純粋に音を楽しむって事を教えてくれた先生 ありがとうございました

途中 ちょっと忘れ物あって コッソリ寮に戻ったりしちゃったけど あ～こんな素敵なお家にホームステイ出来てたら、私の留学人生も変わってたんだろうなあ～

恩師にあたる先生は2007年に 亡くなってしまいました でも先生の音楽に対する姿勢や 楽しむ事 先生の生徒みんな忘れません 私もです 先生の存在が私の先の人生を変えました それは何年か先の話になりますが…

アメリカの親友 １４

アメリカの高校には必ずカウンセラーがいます と言うか 日本みたいに担任制度ではないので、進学などの指導はカウンセラーがやるんです…

どの教科をとるかとかそのカウンセラーと相談して選択します


で この学校には もう１人 カウンセラーがいます こちらのカウンセラーは 寮生活の方メインで、色々と困った事あれば 相談できます。


寮生活カウンセラーは 生徒が好きなカウンセラー選べます
私はアシスタント ディーンを選びました

理由は 部屋が近いって単純な理由なんですが、彼女の部屋は私の部屋の真下なんで…

定期的に寮のカウンセラーと一緒にグループでイベントが ありました

私なんかは そんなに困った！って事はなかったんですが… やっぱり初めて親元を離れて生活する事がつらいって子は結構いたみたいですね

寮生活より 困った事があったなあ～


それは 月１回の帰省イベント… みんな家に帰れますが、そうそう日本に帰国なんか出来るわけないし…

困った！

アメリカの親友 １３

サロンについて 追加ですが 日中は誰でも利用出来ます ピアノ、ソファー 暖炉があって くつろげるスペースになってます 全寮制の寮なので ホームシックになる子もたくさん出ちゃいます！ しかもフレッシュマン日本で言う中学３年はアメリカの高校１年です にはかなり厳しくって、夕食後 フレッシュマンだけ 寮の一階のお勉強部屋？で一時間宿題 もしくは予習復習をそこでやらないといけないんです

フレッシュマンのほとんどは一番狭い部屋で３人部屋です

そんな毎日だけに やっぱりお家が恋しくなってしまう子が出てくるんですね～

サロンはなんとなくそんな時に立ち寄って ゆっくり出来るようにしたみたいです

が！このソファーに恐ろしい事実が後日判明しました


寮は当時 ラジオ、ラジカセなどは禁止 持っているだけで没収、しかも返してもらう時は月に一度のお家に帰る時 ２５ドルの罰金と引き換えにです！ 当時はまだまだ円安で２５０円ぐらい… ５０００円以上も罰金って厳しいですよ～ ルームメイトのリサも 何回も没収されてました


私も密かに抜け荷をしてラジカセを隠して持ってました


ソファーは皆さんの罰金がたまったので、買ったそうです


一学期分でソファー買えちゃうんだから、一体何人罰金払ったのかな？

この学校は全員何かのバイトをしなければいけないので まあバイト料は入ります

私もカフェでバイトしていたので お小遣い稼ぎにはなってたよ～ きつかったけどね…そこでもまた色々な友達が出来ました