4行日記の2行目【◆発見】が“書けない”という声を頻繁に耳にします。
そして、2行目を書き出すのに「時間が掛ってしまう」という声もほぼ同時に。

もし、今、メールトレーニングを受講されておられる方で同じ様に感じていらっしゃったら、参考にしてみてください。

先ず、基本的なおさらいですが、【◆発見】は「感想」「意見」は書きません。

【◆発見】は課題に対しての課題解決策、物事の原理原則を書き記します。
根本的な事ですが、その「課題」とは、1行目【■事実】で浮上した事ですね。
起きた出来事【■事実】の真因を引き出すのが【◆発見】です。

それを踏まえた上で、思い悩む・・・という場合、先ずもう一度見直して頂きたいのが、
1行目の【■事実】です。

【■事実】は意見や解釈、感想が混在していませんか?

表記を見る時のポイントとして、一文の末尾に「感じた」「気付いた」「思った」を追記しても成立する表記は「内観的事実」すなわち、意見、解釈、感想が混在している可能性が高いですね。

客観的事実にはそれが入りません。

例えば
■今日は暑かった

末尾に「と、思った」「と、感じた」と追記出来ますね。
内観的事実構成です。

■東京都の最高気温は35度だった

末尾に「と、思った」「と、感じた」と追記すると変ですよね。
客観的事実に近づきました。

先ずはこの様なセルフチェックをする事で、4行日記1行目、スタートラインが決まりますね。
スタートラインが決まれば、【◆発見】を引き出すのは簡単になってきます。

2行目も同様、「~だと思った」「感じた」「気が付いた」と末尾に付けれる記述ですと、それは意見・感想・解釈が混在していますので、再考が必要です。

多くの方が感じている【◆発見】が難しい、その理由は、【■事実】にあるのです。
【■事実】が客観的事実表記に近付けば近付くほど、2行目は引き出し易く成ります。

物事の本質に迫るには限りなく物事を単純化、言葉を変えるとシンプルにすれば原理原則、普遍的な法則へとアプローチし易くなります。

スタート地点が曖昧であれば後に続く3行も曖昧に成ります。
すると、考えても考えても分からない、感想しか出てこないというループに陥りますので、【◆発見】で迷ったら、【■事実】再考!をお試し下さい。

実は、【■事実】を書くのが一番難しい、とお気付き頂けると思います。
それだけ、日常的に人々の意見、解釈、感想だけでコミュニケーションしているかが手に取る様に分かります。それが腹に落ちると、対人との関係性にも変化が起きる場合も然り。
勿論、コミュニケーション能力が著しく上がった、という感想も多々受けます。

4行日記を通して得るのは自己拡大だけでは無いです。
複数の利点に触れて頂けると嬉しいです。


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