今日、9月11日は私の父の誕生日。
私が17歳の時に虹の橋を渡ってしまったけど、
生きていたら85歳。今でも時々、生きていたらどんなおじいちゃんになっていたかなと思う時がある。孫である私の娘を可愛がってくれてただろうなとか、釣りが好きだし、英語を話すのが好きだから、ニュージーランドにしょっちゅう遊びに来てくれてたかな。とか。。
そんなセンチメンタルなことを思い出す日であるのに、もうひとつ思い出す大きな出来事が起こってしまったのも今日9月11日。
20年前のニューヨークのテロ。
ニュージーランドに引っ越してきて1年目だった。家を借り、新しい生活に慣れ始めた頃、飛び込んできた嘘みたいなニュース。映画みたいな映像を流すテレビをを見て唖然。
マンハッタンに住む従姉妹が心配になり不安いっぱいだったな。
20年経ってもテロはなくならない。
コロナも終息しそうにない。
これからの20年はどう変わるんだろう。
そんな話を昨日、日本の母と話していて、私がもうニュージーランドに20年もいるんだねと2人で驚いた。この20年は内容が濃すぎて、死にものぐるいで過ごしてきた時期がほとんどだからあっという間だった。思い浮かべた理想に近い人生を送れているから結果オーライ。健康で自立した生活を送ってくれている娘や母に感謝。支えてくれているパートナーや友達に感謝であります。
今朝、職場に毎朝、配達にくるドライバーの兄ちゃんが、『今日が最後なんだ』と突然言った。
え!聞いてないよ!どうしたの?新しい仕事見つけた?と聞くと、自分の国に帰るそう。
インド人の彼、そういえば、最近、元気がなかった気がする。色々と悩んでいたんだろうな。
コロナに関しては、かなり安全なニュージーランドからインドに渡るのはかなり大きな決断。それでも、家族といたいんだね。
彼の新しい門出が素晴らしいものとなるよう密かに願おう。