そしてこの旅の目的の「クジラと泳ぐ」、

2回行きました。

決してお安いものではございません。

でも、もし、1回だけしか行けなくて、その1回が残念なものだったら

トンガまで来た意味がないから。。。

とおっさんが気を利かせて2回の予約をしてくれていたのであります。

最高でしたよ。

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とにかく圧巻。

私たちは海で泳ぐことも海の生き物(イルカなど)に遭遇することにも慣れている

けど、それでもクジラが目の前をゆったりと泳いでいるのを見たら興奮マックスでしたからね~。

クジラの中でも大きな種類のザトウクジラです。

結婚(?)して、子育てをする間、(授乳期間)、メスは全く食べ物を食べずに、

パシフィックアイランズ周辺に留まり、子育てに専念し、子供が大きくなれば

南極へ戻り、毎日大量のプランクトンや小魚を食べる。

というサイクルを繰り返します。

このトンガ付近にいるのは7月ごろから10月ごろまでらしいです。

見かけるのはオスとメスのカップルだったり、母子クジラだったりすることが多いです。

トンガは世界の中でもクジラと泳ぐことが許されている数少ない国の一つで、

専用のチャーターボートで、きちんとクジラと泳ぐためのレギュレーションを勉強し、

試験にパスしたガイドさんと一緒のときのみクジラと泳ぐことができます。

泳ぐのも、スキューバーダイビングはダメ。スノーケリングのみ。

母子クジラの場合、子供がまだ小さすぎると近寄ることは許されておりません。

ヴァヴァウはクジラと泳げる確率がかなり高く(ほぼ100%)、

行くならヴァヴァウ!と決めていたのであります。

真っ青な暖かい海の中をゆったり泳ぎ、歌声がとても幻想的に響き、まるで宇宙に

いるのかと思いました。

母子クジラも遠くから観察しましたが、

親子愛というのはどんな生き物も美しい。感動で涙がでそうになりました。

やんちゃで危なっかしい子クジラをやさしく見守り、息継ぎのサポートをする。

やはり、クジラは哺乳類なんだな~。とひしと感じました。

南極へ戻るのは生きるか死ぬかの過酷な旅だけど、ここでは束の間の幸せを

目いっぱい味わい、人生を謳歌しているクジラの楽園という感じでした。

せっかく海洋生物学を学んだので、もっとこれからも世界を旅し、自分の目で

色んな生き物を見て、研究したいです。

NZに戻った今、またこの情熱が戻り、早く海に潜りたくて仕方ない日が続いています。

早く春にならないかなあ。