今日はどうも歩きたい日でしたので、
スクールホリデー後半でダレダレの娘をまた連れて、マウント外周を
お散歩しました。
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座礁船オイル漏れがあってから初めて歩きます。
 
見た感じ、いつもと同じきれいなマウントの海。
 
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でもね、やっぱりこの看板。
 
悲しい現実にもどりますね。
 
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そういえば、前に大雨で土砂崩れもあったので、こんな看板もあるし
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(山からくずれてきた木の墓場となっております。)
いろんな被害を被っているマウントなのです。
 
 
 
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赤いブイの向こうに見えるのがRENAよね。。。
 
ほんと、早くオイルを全部抜いて、コンテナを全部下ろしてください。
 
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お散歩の終盤のアザラシがいる辺りの岩場、、、オイルついてるわ。。
 
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こんな看板があちこちに。
 
あざらしの状態をチェックしてある看板です。
 
わたしのブログでもおなじみのいつも、岩のところで寝てるカップル、
 
一頭がこんなことに
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泳いで・・・・る?
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いやいや、ずっと腕を上げたまま浮かんでいるのです。
 
しばらく見ていたら、そばにいた男性が
「あれはやばい状態だよ、さっき、どうしたらいいかわからないから
ポリスに電話して、野生動物保護センターに電話してもらうようにしてもらったよ」だって。(う~ん、ちゃんと連絡いってないかもよ?)
 
そういえば、ずーーーっと浮かんだまま時々苦しそうに顔を上げて
息つぎしてる(気がする)
 
気になるので、しばらく見守って、レスキューが来るのを待って
いましたが、いくら待っても来ず。
 
私、携帯電話は持ってきてないから「0800OILSPILL」に
電話できない・・・。
娘は携帯持ってるけど、クレジットが1ドルくらいしかないから
1分くらいしか通話できない・・・・・・・・・
(保護センターにかけても1分で充分な会話はできない)
 
ここで、とっさの判断をした私、娘の携帯で相方には電話せず
(絶対、早口で説明しても理解できないだろうと思ったから)
頼りになる友人に電話しました。
(よく彼女とも一緒にお散歩するのでアザラシの場所とか知ってる)
 
友人は留守だったけど、だんなさんが出たので
「マウントのシェルビーチで死に掛けてるアザラシがいるから
保護センターに電話して~」と頼みました。
(彼ならちゃんと電話してくれる!という信用あり)
 
電話の後もずっと見守っていたけど、ずっと同じ状態。
通り過ぎる人は「あれっておかしいよね」と異変に気づく人もいれば、「いやいや、あれはリラックスしてるだけだよ」という人も多く、
「う~ん、もしかしたら、そうなのかもしれないなあ。。アザラシって
レイジーだからゴロゴロしてるだけなのかなあ」とも思うように
なってきました。
 
で、レスキューもこないし、具合が悪いのか、遊んでるだけなのかも
わからないので、思い切って、保護センターに車で駆けつけてみました。
 
専門家に撮った動画を見てもらい、やばい状態なのか、どうか見てもらおうと思ったのでした。
 
TVでいつもたくさんのペンギンが保護されているのを見て、
場所もわかっていたので行ったのですが、
関係者以外は立ち入り禁止場所ですので、緊張しながら、説明すると、案外簡単に中に入れてもらい、専門家に会わせてもらいました。
 
「ああ、さっき、電話があったから、ついさっきレスキューチームが
現場に向かったよ」ですって。よかった。
きっと友人のだんなさんがかけてくれた電話が効いたのね。
 
説明して、動画を見せると、「うん、アザラシはレイジーだからよく水の中でもゴロゴロとこういうこともあるんだけど、
ずっと腕を上げているのは何かおかしい。」とのことでした。
私が見ていただけでも1時間以上でしたからね。
 
ああ、疑ってみてよかった。保護センターに来てよかった。
確実な場所がわからなかったみたいなので、
地図で的確に説明できたし。
 
話している途中でも、他の場所から鳥のレスキューやら、
他のアザラシのレスキューの要請が無線から聞こえています。
 
「ああ、こんなにあちこちで野生動物が苦しんでいるのか」と
悲しくもなり、
「こんなに忙しいから、レスキュー呼んでもすぐには来れないよな」と
切なくもなりました。
 
 
ちゃんとこのアザラシが助かっていますように。。。できれば、
「ただゴロゴロ遊んでいただけで健康問題ナシ!」っていう結果で
ありますように。。。