アイランドホッピングもこれで終了となりました。
そして、このモーレアは1泊しかしないのです。
なんとも最後の最後にいそいそとしなければいけません。
で、本当にいそいそとバタバタとカリカリと過ごしたモーレアなのでございました。
レンタカーは借りました。やっぱ、レンタカーがないと自由がききませんからね。

モーレアもかなり感動的な海の色でございました。

そして、ここはマリーナ。

このモーレアでは、Kがライババエまで乗ってきた、フィリップのヨット
を訪れ、荷物を船から降ろすというミッションもありました。
フィリップは私達がアイランドホッピングに出てから数日経ってから
パペーテに到着し、そしてまた数日後、彼のお気に入りのこの
モーレア島にしばらく滞在するためにやってきたのでした。
タヒチ島からモーレア島はものすごく近いのです。
で、ここで大問題発生。
フィリップが言うに、「Kはパペーテに戻り、イミグレーション オフィス
に行き、きちんと入国手続きをしなければいけない」と。
「は?ライババエで入国手続きは済ませ、ポリスマンがパスポートに
スタンプを押したではないか」とK
「いや、パペーテのマリーナに着いた時に、正式に入国手続きをしなければいけなかったんだ。その時に、もう1人のクルーは?といわれ、
「途中で下船した」というと、「密入国者扱いになる」と言われた。
だからきちんと手続きをしなければいけない・・」
おいおい、もう明後日NZに帰るし、
今日はモーレアにステイするし、
パペーテに戻るのは金曜日の夜だし、
イミグレに行ける余裕なし!!!
な私達なのです。
「知らなかったフリする。空港で止められても、向こう(イミグレ)は
俺を引き止めたところでなんにも得にはならんから、さっさと出国させるだろう」なんていうK。
「いやあ、イミグレってどこでもきちんとしてるはずだから、罰金とかとられるよ(しかも何百ドル、何千ドル以上だろう)、とりあえず、イミグレに電話したら?」と私。
・・・・・・・・・・この後、Kと私の意見の相違で大ゲンカ。
しかも、嵐のセーリングトリップでKとフィリップの関係も悪くなって
いたので、Kの心は穏やかではありません。
まあ、詳細は省きますが、このモーレアでの1泊ステイは大変なものと
なったのです。
結果から言うと、パペーテへ戻る飛行機をキャンセルし、高速フェリーで金曜日の午後1番にパペーテに戻り、無事、イミグレで手続きを済ませたのですけどね。。。
飛行機で戻るより3時間ほどモーレア滞在時間が少なくなっただけ。
飛行機だって飛行時間7分の距離だし、これがアイランドホップの
最後のフライトだから、捨てても惜しくないし。。。
とたいした痛手ではなかったのですが、お互い、嫌な気分で過ごして
夜もちゃんと寝られなかったりしたので、しんどかったです。
でもね、泊まったペンションはこんな

ツリーハウスがビーチにあるような遊び心満載ペンション。

若いサーファー達が好んでステイするようなところなんだろうな。

1泊のお値段7500F。(たぶん。この頃はもう旅ジャーナルをつけていないのではっきりとおぼえていない)
ただし、今回初めて、温水シャワーがないところでした。
そして、蚊帳は付いているけど、蚊がブンブン飛びまくるので、
うるさくて寝られず(もっとも、私とKは蚊だけのせいではなかったのですが)

でも、このバンガロー、かわいいよね。雰囲気はばっちりで、
オーナーのおかみさんも英語があまり通じないけど、とっても親切
な方だったので、よかったです。

早めにパペーテに戻る。と言っても、午前中はフリーなわけですから、
やっぱりええとこのホテルに行って、朝食バイキングをKにおごらせて、またスノーケリングを楽しみました。

イライラのせいでホリデーを無駄にするのはバカらしいのです。

「ま、終わりよければ全て良し。それなりに楽しめたから、よかったんじゃない?」と二人で納得し、モーレアを後にした私達なのでございました。