まだ体が揺れています。そういえば、トリップ中はヨットの外に出ることがなかったもんな。
さて、お待たせの続きなのですが・・・
今年は水温が暖かく、海の生き物も活発。
ハーバー内はくらげがうじゃうじゃ。
メイヤーアイランドに着くまで、ドルフィン達を3回見ました。
ちょっと距離が遠かったので、追いかけて彼らに私達の存在をきづかせる(そうすると、ボートと遊んでくれる)のはやめましたが。。。
新聞をにぎわせているシャークにも会いました。
これはまだメイヤーから5マイルほど離れていたところ

ドルフィンも同じようなフィンなのですが、何が違うって、
ドルフィンは尾っぽが水平なので、上下に動くのに対し、
シャークは尾っぽが縦なので、静かにスーーーーっと動くのです。
やっぱり、頭の中ではジョーズのテーマ曲が流れます。
去年もメイヤーに行った時、ほかのボートの人達から、
「シャークを見たよ」と聞いていたのですが、
メイヤーに着いたとたん、ボートとボートの間にこの三角フィンが!!
近くを泳いでいる人もいます!
あわててディンギーに乗り込むK、スイマーに知らせに行きました。
写真に撮れなかったのですが、
巨大スティングレイ(2mくらいあるエイ)も見ましたし、
かなり泳ぐのに勇気のいるベイです。
アンカーを下ろしているところで水深5mくらいでしょうか。
ビーチぎりぎりまでスティングレイはやってきますからね、
ご注意ですぞ。
フィッシングをした人がこのベイに戻ってきて、内臓処理をしたりする
ので、それを目当てにシャークがやってくるようになったのでしょうね。
普通にしていれば、よっぽどおなかがすいていない限り、
人間をわざわざ襲うことはないのでしょうが・・・・。
・・・・という1日目の前置きです。
2日目、目が覚めて、ヨットの上で紅茶を飲んでいると、
お隣に、同じマリーナのモーリングに泊めてあるスリッパリーベアと
同じ型のヨットが。
主のお兄ちゃんがなにやら、ロープにつけたフェンダーを
水中に投げて遊んでいます。
よく見てみると、魚の頭をくくりつけたフェンダーをシャークに向けて
投げて遊んでいるのです。
その様子は動画を撮ったので、また後ほどアップします。
どれくらい近くにシャークがいたかと申しますと、

これくらい。。。。。。
っつーか、私達もディンギーでそのお兄ちゃんのヨットのところまで行って、
シャークの餌付けショーを見ていたので、ディンギーの真下をシャークが通ったりして、スリル満点でしたよ。

シャークはシャークで、きれいな体つきだなあ。
写真ではわかりにくいのですが、結構大きかったですよ。
2m以上はあったんじゃないかしら。
こんなことするから、シャークがこのベイに居ついちゃうんですよ。。。
・・・といっても、海は彼らのものですからね、それはそれで、
人間が泳がないように気をつけたりしないとだめなことで、
決して、「危ないから殺そう!」としてはいけないんですよね。
ま、NZは動物をかなりリスペクトする国なので、殺したりしないでしょうけど。
・・・しかし、なんで、この兄ちゃん、こんなことしていたのかと聞くと、
「せっかく釣った(スペアフィッシングで獲った)魚をシャークに横取り
された。むかつくから釣り上げてやろうと色々遊んでいたら、
付いてきちゃった。。。」のだそうです。
シャークにしてみれば、遊んでくれるわ、魚をくれるわ、いい友達と
思われているんじゃないっすか?
そんなお兄ちゃんの背中には