さらに引き続き、その2末尾の私の返信に対する「(元)受験生」さんのコメントです(記事「2018年合格目標『4A基礎講座』(民法)のテキストです!」のコメント№6)。
「お返事ありがとうございます。
ここまできたら毎日問題を解きながら,自分の弱さと向き合い,足りないところを逐一補強していくしかありませんね。
私は4A受講生ではなく,別の予備校の入門講座・論文講座を受講し旧司過去問メインで演習をしていました。
H28の商法ですが,旧司に同様の問題はあったのですが,その予備校では黙示の同意の部分まではフォローしてもらえず,私にとっては未知の論点でした。
ただ,問題文にあからさまに事情が書いてあったので,その事情を使うべきであることには気づくべきだったという意味で問題点に「気づけなかった」と言う言葉を使わせて頂きました。
H28民法については,『こんな条文通りの操作で終わりのはずがない・・・しかし例外を認めるなんてリスキーなことをすべきか?他の人はどうする??時間ないし・・・』といろいろ考えた結果,原則どおりの処理をして失敗,,,という感じでした。
そこでうまくリスクとリターンを衡量して思い切って例外を認める判断が出来たら良かったなと思います。」
これに対する私の返信は、以下のとおりです(記事「2018年合格目標『4A基礎講座』(民法)のテキストです!」のコメント№8)。
“>H28の商法ですが,旧司に同様の問題はあったのですが,その予備校では黙示の同意の部分まではフォローしてもらえず,私にとっては未知の論点でした。
→それは、その予備校のせいだというほかないですね…もし「問題文にあからさまに事情が書いてあったので,その事情を使うべきであることには気づくべきだった」といえるとしても、その処理を現場で思いつける可能性は低いような気がします。
とすると、商法に関しては、その「予備校」の講義・教材の網羅性が心もとないので、4A論文解法パターンテキスト(商法)など、網羅的な論文対策教材をザッと見ることを考えてもいいかもしれません。
H28民法については、あなたなりに「リスクとリターンを衡量して」原則どおりの処理を選択したのですね…それなら、論文本試験現場での戦術としてはベストだったと思いますよ(°∀°)b
むしろ、
・短答過去問(司法短答平成25年度民事系第5問イ)に一度だけ出ていたくらいの知識を論文対策に流用することが可能か
・不可能ならば、他のところでさらに得点するためにどうすべきだったか
を反省分析した方がいいと思います。
おっしゃるとおり、毎日問題を解きながら,「自分の弱さと向き合い」,足りないところを逐一補強していってください!(^O^)/”
これにてBefore編はおしまい~次回はAfter編です!(o^-')b