興味深い発見があったので、ちょっとだけ報告。

 

H29司法論文公法系第1問(憲法)で、問題文であからさまに問われている“手続的保障の観点”について意図的・戦術的に全く書かなかった再現答案(3000字弱:私の手元に来た再現答案では平均くらいの文字数)の成績がB評価、つまり合格ライン(B評価とC評価の間)より上だった。

 

となると、“自己決定権に対する制約”手段審査等の中で“手続的保障の観点”をまとめて書いても、論理矛盾・不整合となる可能性が低い(両者を異なる条文で法的構成すれば“次元が異なる”形になる)から、“手続的保障の観点”を全く書かないよりも点数が伸びる可能性が高いんじゃないかなあ…(。・ε・。)ムー

 

再現答案分析を含む敗因分析は、必ず自分の目と手でやってね~(^O^)/

(cf)記事「不安を解消する唯一の方法