がリリースされました!

→HPはこちら

→ガイダンス動画はこちら

1.コンセプト

司法試験・予備試験では、短答式試験ですら、“未知の問題”が、50%くらい出題されます…どれだけ大量のインプットをしても、です。

しかし、司法試験・予備試験の短答式試験に合格するには、65%前後の得点が必要です(ex.司法短答H27は175点中114点≒65%、予備短答H27は270点中170点≒63%)。

仮に“未知の問題”が50%出題されたとすると、“既知の問題”50%を確実に正解できる(ようにするために、短答過去問をくり返し解いて「完璧」にしておく必要があるのです)としても、“未知の問題”50%のうち、20~30%は正解しなければなりません。つまり、

“既知の問題”数50%+“未知の問題”数50%×正答率20~30%

=50%得点+10~20%得点

=合計点60~70%≒合格ライン65%前後

という計算です。

短答過去問解法分析講義 』では、このような“未知の問題”での正答率を上げていただくために使える、10個の解法テクニックを紹介しています(ex.「グルーピング」「多数決→争点整理」 )。

この解法テクニックは、2015年合格目標の『短答過去問解法テクニック講義』 でも(一部)紹介しました(cf.記事『2015TAC予備短答模試(第2回)について 』の下の方)が、当時は、私が中学・大学・司法試験受験生時代の経験から主観的に“使える”と思っていたテクニックにすぎず、

・どのくらいの問題(肢)で

・どのくらいの正答率で

使えるのかといった、客観的なデータをとるには至っていませんでした。

そこで今回、(新)司法試験・予備試験の全短答過去問について、このようなデータをとってみたところ、驚くべき傾向が見えてきたのです!

これにより、2015年合格目標の『短答過去問解法テクニック講義』で紹介したテクニックが、さらに進化を遂げました(新しいテクニックも発掘されました)!

2.講義内容

(1)法律7科目(各科目の講義時間:約3時間)

・各解法テクニックが、どのくらいの問題(肢)で、どのくらいの正答率で使えるのか

・(新)司法試験・予備試験の全短答過去問(平成27年度含む)の1問ごとの解法

をまとめたレジュメを配付します。

そして、短答式問題を解くときに、各解法テクニックをどのように使うのか、各解法テクニックが使える短答過去問1問ずつを実際に解きながら、そのプロセスを実況中継します。

さらに、解くプロセスについて詳しい説明を要するタイプの短答過去問(ex.憲法のab問題)については、その全問を解くプロセスを実況中継します。
(2)予備短答の一般教養科目(各年度の講義時間:約3時間)
全過去問(平成27年度含む)の解法を解説したレジュメを配付します。

そして、1回の講義あたり1年度のほぼ全過去問(平成27年度含む)につき、知識がない場合にどのようにして解くのか、そのプロセスを実況中継します(“ほぼ全過去問”というのは、問題文の題材の著作権者に使用許諾をいただけなかった英語・現代文の一部の過去問については、抽象的な解説にとどめざるを得ないからです)。

3.使用教材について

レジュメや講義では、扱う問題の年度・番号(ex.平成27年度第1問)も明示するので、お手持ちの(新)司法試験・予備試験の短答過去問集(最低限、法務省HPからダウンロードできる問題文)をご用意いただければ、レジュメを利用し、講義についていくことはできます。

ただ、別売の『2016年版 司法試験・予備試験 体系別短答式過去問集』 (早稲田経営出版) をご用意いただけると、最もスムーズにレジュメを利用し、講義についていくことができます。

∵年度・番号とは別に振ってある通し番号(ex.№1)の順に、レジュメや講義を構成している

∵同過去問集の問題文を基準に、講義で「問題文の○行目」に着目するように言ったりする

からです。