受験者全体の平均点は、136.2点でした(確定)。


法務省から発表されている過去の予備試験短答式試験のデータによると、

予備試験平成26年度の短答式試験:全体平均137.3点、合格点170点

予備試験平成25年度の短答式試験:全体平均139.5点、合格点170点

予備試験平成24年度の短答式試験:全体平均134.7点、合格点165点

予備試験平成23年度の短答式試験:全体平均130.7点、合格点165点

となっていますから、だいたい平成24・26年度の間くらいの平均点でした。

で、合格ラインを平成24・26年度どちらに合わせるか…ですが、予備試験の“記念受験”生が、わざわざ金を払って予備校模試を受けることはほとんどないだろう(無料か安価で受けられる模試では別ですが)という経験則から、低い方の平成24年度の合格点に合わせることにしました。

つまり、今回の模試では、165点くらいとれれば、明日が短答本試験でも合格できるレベルといえるかもしれません(ドンブリ勘定ではありますが)。


…とはいえ、短答本試験(5/17)の前日まで、あと約2週間あります。

ここから自分の短答本試験における得点を最大化するためにどうしたらいいのか、得点効率の高い方の対策から、1つずつやっていきましょう。

それを短答本試験前日まで続けられれば、それがあなたのベスト=最高の対策です。

それ以上はどうがんばってもできないのですから、開き直ってやるしかありません。

やみくもに焦っても、ベストから遠ざかってしまうだけです。


なお、最後のとどめに、『短答過去問解法テクニック講義(法律科目)』(http://www.w-seminar.co.jp/shihou/shihou_tantoukakomontech.html )もオススメしたい(自信作です)!

司法試験・予備試験の短答過去問を徹底的に分析することで導き出した

・判例スタンス

・方向性

・キーワードリンク

・グルーピング

・比較

・裏テーマ

・多数決と争点整理

等のテクニック(司法試験の憲民刑の短答過去問を題材としていますが、予備試験の憲民刑はもちろん、下4法の短答本試験問題を解くのにも使えます)の使い方を、3時間で伝授する講義です。

短答本試験現場では、

①身体に叩き込んだ過去問知識で(頭で考えることなく)瞬殺

できなければ、

②本試験問題を解くための“能力・感覚”(過去問をくり返し解いていれば身体に叩き込まれているはず)で解く

モードに切り替えることになるでしょう。

それでも迷う問題がそれなりにあるはずなので、そういったときに補充的に

③上記テクニックを使う

と、正答可能性ひいては合格可能性を高めることができます。

もちろん、上記講義を“聞くだけ”では、百害あって一利なしです。

必ず、いちいち頭で考える時間・手間をとらなくても身体で・無意識的にテクニックを使いこなせるようになるまでくり返し実践・訓練した上で、短答本試験に臨んでください。