テキスト作成が終わったおかげで、昨夜は、1か月以上ぶりに豊かな時間を過ごせた。


毎科目のテキスト原稿の〆切間近になると、ほとんど寝ずに、数十時間ぶっ続けで書いたりしてたからね~睡眠不足のためか、文字どおり、心臓を絞って文字にしていくような感覚があったなあ。


時間さえ無限にあれば、もっと楽に・楽しくできるのに…とはいつも思うけど、突き詰めると、あらゆる戦いが時間との戦いなんだと思う。


サッカーだって、100時間やるとなると、たぶん最初は歩くんじゃないかなあ…だいぶ戦略・戦術が変わってくる。

将棋も、早指し・1日制・2日制では、戦い方が結構違うみたいだし。


試験でも、たとえば10年かけて1通の論文答案を作成するなら、そりゃ~完璧に近いものが作れるんじゃないか…と思うよね。

ただ、こういう創造系って、メチャクチャ時間かけて作ったものよりも、最初のインスピレーションでテキトーに作ったものの方が良かったりすることがあるのがおもしろいところ。これ、音楽等の芸術系の分野ではよく言われるけど、超上位の再現答案を見ていると、予備校が時間を書けて色々調べて完全解を目指して書いた答案よりもいいんじゃないか?というものもある。


時間との戦闘経験も、意識的に積んでいってくださいね。

論文答案の長さ・答案スタイル、そのための勉強法はいくらでも変えられるけど、制限時間だけは変えられないから。どうしても避けられない戦いです。

そして、時間との戦闘経験は、確かに、答案構成をする、さらに論文答案を書くといった実戦的な訓練が最も効果的に積めるけど、あらゆる場面で積める。

たとえば、食後の皿洗いを○分で済ませる!と決めて、どういう段取り・順番で進めれば効率的かを常に考えつつ、一気呵成に洗っていくとか。

仕事でも、とりあえず最低ラインを確保した上で余裕のある限りでクオリティを上げていくとか。定時に帰るには、どのくらいの浅さで仕事を進めるべきかとか、どういう段取りで、どこを同僚・部下に任せてどこを自分でやるとか。


…まあ、メシくらいはゆったり食ってもいいと思うけど。あまり常に戦い続けだと、メンタル・フィジカルともに擦り減っていくから、バランスは大事だよ~。