について、結構長々と書いてたんだけど、朝食の間にちょっと放置していたら、なぜか消えてしまって、書く気なくした…
司法試験合格発表にちなんで、たまには合格者向けに書いてみようかと思ったんだけど。
伝えたかったのは、
・就活厳しいっていうけど、本当か?周りに就職できなかった人はいないぞ。
・ていうか、就職しなくたって、金は少なくとも予備校講師・スタッフや添削者としてなら稼げるし、業務は単位会の研修・マニュアルとか市販本とかでちょっと予習すれば充分できるはず。事務所に就職したって、いきなり事件をボスから丸投げされることもよくあるし。
・大事務所に行きたい人は、会社への就活と同じように対策すればいいんじゃないの?どうせスペック重視だし。
・中小事務所は、ボス弁との相性で決まるところがほとんどだから、当たるまで数撃つしかない。落とされたら、「けっ!あそこのボスは見る目ねえな~」と思えばよろし。
・いずれにせよ、最低限、5W1H(なぜ、いつ、どこで、誰と、何を、どうしたいのか?)をできる限り具体的にして戦略を立て、エントリーシートなり面接に臨むこと。私が採用面接に参加した数年前は、これすらできていない人が多かった…。
ってこと。
ちなみに私は、まず、ある大事務所への就活をなんとなくやっていたとき(cf.『覚悟 』、『ありのままで~就職編 』)に、2次面接で「弁護士業務以外で、やりたいことは何?」といったことを聞かれたんだ。
で、私は、本音である「司法試験の受験指導」といったことは答えるべきじゃないよな~弁護士業務と全く関係ないもんな~と思い込んで、そうは答えなかった(どう答えたかは忘れた)。
でも、今にして思えば、これ絶対言うべき言うべき!
オリジナリティある答え(残念ながら…)だから面接者が食いつける(普通の、皆と同じ無難な答えだと、「へ~」と流されます。これが司法試験と大きく異なるところ。)し、ひょっとして後輩弁護士の指導ができるのでは?という推測もできるから、事務所にとっても利益になる可能性があるし。
何より、本音が言えない職場で働き続けられる自信ある?事務所としても、本音を言わない(感じがする)奴は信用しにくいし。
本当の自分、ありのままの自分と向き合う良い機会です。
その本当の自分が、「実は法律家なんてなりたくなかったんだ…」とか言い出したって、大丈夫。
まだまだ、“弁護士”ブランドがあれば、どの業界でも珍しがられるよ~。
ちゃんと中身も伴わないと、長続きはしないと思うけどね。
…その後、結局、弁護士になるのか予備校講師になるのか踏ん切りがつかなかった私は、就活らしい就活もせず、悩みもがく中で、縁あってある中小事務所(今は結構大きくなったみたいだけど)に拾ってもらった。
にもかかわらず、半年くらいで、すごく可愛がって育ててくれたボスを裏切り、この予備校講師の道を選んだのであります。
ボスには一生頭上がんない。
ありのままの自分とちゃんと向き合って、自分の人生を自分の意思と責任でしっかりと決めなければ、周りの人まで巻き込んで迷惑をかけてしまう例でした。