解説の質・量ではない!
問題文だ!
正確には、その問題を“解く”というその行為・営みだ!!
これによって、短答本試験で求められる「能力」を鍛えるという意識を持ってほしい。
だからこそ、くり返しくり返しくり返し解きまくる必要がある。
その問題で問われている知識を得るためだったら、“くり返し”“解く”必要はほとんどないはずだ。
知識なんて、くり返しくり返しくり返し解く中で、自然と身につく些末なものにすぎない。
しかも、単なる知識の“存在”ではなく、本試験問題を解くための知識の“使い方”が、身体に叩き込まれる。
だから、暗記の努力なんてする必要はない。
本試験問題を解くことの教育効果がどれほどのものか、分かっていない人が多すぎる!
で、問題文はどの短答式過去問集にも載っているから、はっきり言って、短答式過去問集なんてどれでもいいのだ(cf.『短答式過去問集~好きこそ物の上手なれ 』)。
解説は、解き方を是正するためのきっかけ・参考にすぎないから、解説の質・量なんて、些末な誤差にすぎない。
解説を読むために過去問を解くなど、愚の骨頂!
過去問は、解くために解くべし!!
…といったことをNOAさんと話したので、記事にしてみました。
ごく稀に、「過去問を完璧にしても受からなかった」という人がいるけど、それは、おそらく、本試験で求められる「能力」を鍛えるためではなく、知識を得るためだけに過去問を解いていたのではないか。
あるいは、実は、そもそも「完璧」じゃなかったか。