あと4日に迫ってきましたね。

 私がWセミナーで本格的に講師業を始めて、最初に担当したのが、この試験を主な照準とする「論文講座」の解説講義だったので、思い入れもひとしおです。

 なので、書くことをずっと考えてきたのですが…いわば“ラスト・サムライ”たる気概をお持ちの皆さんに、今さら何を言うことがあるでしょうか。

 ここまできたら、この1年間皆さんがやってきたことを貫き通すだけです。



 ただ、これからの本試験直前数日間は決定的に重要だということは、改めて言っておきたい。

 ここで、本試験現場に持っていく知識の記憶が確定されるからです。

 もっとつきつめれば、各科目の合間の休み時間にバーッと見直す資料を準備するのが、この本試験直前数日間の時期とも言えます。

 

 試験対策の本質は、直前期にあります。



 これまでにやっていた試験対策は、全てこの直前期のための準備なのです。



 直前期は、焦りや不安など、自分のメンタル面との戦いも激化するでしょう。

 しかし、だからこそ、この時期に適切な対策をとれたかどうかで、大きく差がつきます。



 本試験まで、あと一息。これを乗り切れば、しばらく休めます。

 ですから、全力で、己に克って、敵に勝つ試験対策をしてください!



p.s.余裕があれば、新司法試験の問題・出題趣旨等にも目を通してください。出題がかぶる可能性が高いので。