今日は、書いておきたいことがいっぱいあるので、たくさん更新します。
ここでは、口述後の心境の変化について。

友人が「呪いが解けた」と言っていたが、まさにそんな感じ。
世界の全てを司法試験合格という目的のために構成していたのが、パーッとリセットされたように見えた。
世界はこんなに広かったのか、と。
俺は目的論原理主義なので、余計にそうなのかもしれんが。

司法試験という強大な勢力に対し、戦場を狭い範囲に限定し、そこに全戦力を一極集中していた。
戦略的には上策…なのかな?
他の戦場から仕入れられる戦力もあったのかもしれない。
でも、どうもこれが俺のやり方のようだ。
本気になると、他の世界が目に入りにくくなる。視野狭窄。
バンドやってたときは、それがマイナスになった面もあった。もうちょい力を抜いてやってれば、もっといいものができたかもしれないと思う。
ただ、司法試験では、「テキトーさ」が重要だという直感がなぜかあった。
今年は、「表現」といったこだわりを捨てて、点取りゲームに徹したことが、択一・論文合格の大きな原因だと今は思っている。
「テキトーに本気」。これが今後の俺の課題だろうか。

とにかくもう、あの戦場に戻りたくはないです。
もうenjoyし尽くした感があるから。