先週、刑法総論の論択過去問1周目終わった。
今は憲法統治の択一過去問1周目やってる。

で、思うのは、憲法が最も択→論リンクしてるということ。
過去問の肢や穴並の文章の中に、論文のツールとして使える記述・考え方がたくさんある。
論文過去問は択一過去問を駆使すれば、だいたい書けるとさえ思う。
まあ憲法は範囲が狭いからかな。

民刑は、去年思ったほどは択→論リンクしてないな、と思う。
まだ論文での基礎知識(留置権とか、間接正犯とか)の使い方さえ分かっていなかった去年は、択一過去問で使い方の具体例をマスターできて、おおリンクすげぇ!という感じだった。
今年はそういうのはさすがに分かってきたので、即戦力求む!という目で択一過去問を見ているんだろう。
すると、そのまま論文に使えると思えるツールはそんなにない。
問題単位では、1科目当たりせいぜい50問くらいだろうか。ちゃんと数えてないけど。
ただ、択一刑法各論の昔の過去問(何罪が成立するか系)は、論文のツールとしては使えないが、論文の事例処理の訓練になる。

逆に、論→択のリンクは憲より民刑の方が強いと思う。
憲法では、人権パターン・統治の対立構造とかの思考方法はあまり択一に使えない。
民刑では、論文解くときの思考方法が択一解くのに非常に役立っている気がする。
とすると、民刑の論文は択一に専念すべき時期にやってもプラスになると言えるかも。

今の俺がやりたいのは、下三法の論文の準備なんだけど…どうするか。
とりあえず択一過去問S56~を完璧にしてから考えよう。