刑法第1問出題趣旨分析UP。

○昨日の勉強
・刑訴捜査の既見過去問答案セレクト20問くらい

予想外に時間がかかり、まだ捜査の範囲が終わってない。
時間がかかった原因は、①答案によってアプローチ・分析が異なる問題が多く、形式面がダメでも内容を一応読んでおきたいこと②いい答案があまりなく、どんぐりの背比べの中でベターなものを選んでいること③昔、教材売買のおまけでもらったカトシン答案があること(笑)、にある。

①に気づいて、刑訴に対する科目イメージが変わった。あてはめが様々になることは予想してたけど、構成まで様々にできるとは、少なくとも意識してはいなかった。
確かにH14-1とか、自分でエキセントリックな構成を考えて遊んでたなあ。
やはり憲法・刑法に近いということを再確認。とすると、いくつかは処理手順を作っておくべきなのか?検討しよう。

②それにしても、あてはめが様々とはいえ、不充分に思える答案ばかり。特に事情の評価があまりできてない。裏を取れないからあたりさわりなくやってるだけなんだろうか。
まあH16再現答案見ても、刑訴のあてはめは皆たいしてやってない。自分より厚くやっていると思った答案は見たことない。まあ俺はそれ以外のところで撃沈しているんだけど。
まあ厚く書くとミスるリスクも高まるから、皆それとの兼ね合いで戦術的にそうやっているのかな。
そもそも刑訴でのあてはめは、あまり評価対象とはならないんだろうか。今回は第1問の出題趣旨に「あてはめ」の語が出てきてるけど。

あと、趣旨・基本原理についての論述も不充分に思える答案ばかり。これは憲法上の要請とまで言っておきながら、何でそんな簡単に修正できるのさ!とか突っ込んだり。
今まで俺はやりすぎてたわけだ。やはりここでもマクロ指向でいきまひょ。

③カトシン答案には形式面は期待してない。あてはめは素晴らしいものが多い。趣旨・基本原理はまあまあ。(偉そうだな)ということで、予備校答案と併せて採用することが多い。
でも「社会契約違反」が連発されるのには閉口。ついでにLEC徹解で「デュープロセス」が連発されるのにも閉口。
そういうフレーズを使うには、その意義を確定させてからじゃないとまずいんじゃないの?と思ってしまう。これもミクロに考えすぎだろうか。いずれにせよ、そんなフレーズは答案には書けません。

刑訴捜査はもうすぐ終わるので、今日は民訴メイン。暗記法模索と、口述過去問・テキスト読みをやってみようと思う。
時間あれば、予備校問題セレクトや過去問3周目。