先日、マンガ「ドラゴン桜」を、全巻一気に読んだ。

まず思ったのは、もっと早くに読んでおけばよかったかも…ということ。
去年の論文落ち以来、四苦八苦して編み出してきた方法論などが、結構書いてあるから。
これを読んでおけば、もっと早く楽に方法論を編み出せたかもしれない。

でも、それは今の境地とは違うものになったかもしれない、とも思う。
他人に与えられたものと、自分で編み出したものとは、やはり質的に異なる面がありそうだ。
現に、前に友人に薦められて1話だけ立ち読みしたときには、ああこんな方法論知ってるよ、で済ませてしまった。(唯我独尊期だったし…)
そのときに全巻読んでいたら、分かったつもりになって、かえって方法論を実践に移す障害になった可能性もある。
机上の情報は、経験に基づく情報を得る障害になりうるかもしれない。

お節介で教えたがりの俺は、なるべく相手に経験させる中で情報を伝えるように意識してきたつもりだったが、より気をつけなくては、とも思った。

各教科の具体的な勉強・指導方法については、いくつか疑問もあるが、全般的にはいいことがたくさん書いてあると思う。
特に、受験テクを使いこなせる奴こそが社会に求められている、というような箇所(手元にないので、不正確かも)については、諸手を挙げて大賛成。
ロー推進派の先生、必読!と言いたい。笑