気力低迷期だった。
論文の勉強やる気しなくて、択一関係ばかりやってた。
気力がなくても、なぜか択一はできる。パズル・クイズ感覚で。

昨日、封印していたギターを2年ぶりくらいに弾いてみた。
やはり、型にはまらず言語以前の感情まで表現できるのはいいものだ。
でも、これができるのはギターを自分のものとして使いこなせているからなんだろう。初期の頃は、何かを表現する余裕などなく、ただひたすらテクを追究してたし。

司法試験の論文は、何かを表現できるところまでは不要というかむしろ有害だと思うが、法律を自分のものとして使いこなせるところまでは行きたいと思っている。
法律で演奏したい!というのが夢だった。
でも、去年は法律を振りまわしすぎてしっぺ返しをくらった。
やはり法律は大きな権力の源泉だから、濫用してはダメ。
あくまで法律の枠内で、法律家の共通言語を使うという縛りが厳然としてある。
司法試験はそこを主に問うているのだろうと思う。
その意味で自由度は比較的低いが、縛りがなければ自由という概念も出てこないわけで。
あくまで法律家の共通言語という体裁をとることは絶対必要だが、その目的や水面下の意図とかにはある程度自由な領域がある。

今までは、法律家の共通言語を使うこと自体が目的になっていた。あまりにできなかったから。
最初は新鮮だったけど、そろそろ閉塞感を感じてきているのかもしれない。
とりあえず、スランプ打開策としてギターを弾くことをリストアップ。

今日は、勉強会の予習として憲法H14-1を書いて、H13~16の第1問の予備校答案・再現答案分析。過去問久しぶりに書くなあ。