我がギターの師匠に頼まれて、学園祭でコピーバンドやることになったんだけど、ギター弾くのすっげぇ楽しい!
司法試験の勉強の気分転換に弾いてみようとしたこともあったんだけど、なぜかできなかった。
やはりギターは、ただギターを弾くこと自体のために弾きたいのかな。

で、約2年半ぶりにもかかわらず、テク的なことも、どこをどう弾けばどんな音が出るかという感覚も、ほとんど衰えてなかったことに驚き。
チャリに乗る技術・感覚の記憶などは、小脳に蓄えられるからずっと忘れないとか聞くけど、それに似たような形の記憶なんだろうか。

司法試験の勉強でも、択一・論文・口述通して、一度でもやった問題の問題文だけは、かなり覚えている。(つまり、答えは忘れる…)
これも似たようなもんなのかね。
前に紹介した記憶の本をもとに理屈づけると、手続き記憶になっているから消えにくい、ということかも。

何度も書いてるけど、俺は憲法統治や一行問題含め、全ての論文問題を
①当事者・主体の確定
②生の主張・反論
③特に効果に着目しつつ法的構成
④要件にあてはめ
という手順で処理できると思っているし、実際そうしてきたつもり。
直前期に約2000問をザッと読み流し、それが結構記憶に残っていたのも、この処理手順に則って(解答例見る前にやるのは①②だけ。③④は解答例を見る中で着目する)統一的に処理してきたからだろうと思う。
全ての問題は、この処理手順を使いこなせるようになるための反復練習にすぎない、という感覚だった。
するとまず、この処理手順が手続き記憶として深く刻み込まれる。
それに付随して、問題文も記憶に残りやすくなっていたのかも。