ローラーも勉強会答練も時間・分量のバランスが悪かった。
ローラー民訴の方は、ある程度計算ずくでやったのでまあいい。
問題は勉強会答練の刑訴の方だ。

多論点型×2だったので、規範定立はサラッとやってすぐあてはめに入った。ここまではいい。
でも、あてはめを実際書くと長くなる長くなる。答案構成段階では事情と評価を一言ずつ書いてあるだけなので、文章化するとここまで長くなるのかと焦った。
後の方になって、対立利益を考量している暇はないなと気づいたが、なかなかポイントを絞れない。
どこがポイントなのか考えてる暇があったら書いちゃえ!ということで結局全部書いた。
その結果、84分3.5ページ。
まあもう1問はあまりあてはめがいらない問題だったので、結果ほぼオーライだったが、その計算まではしてなかったので危ない。答案構成ほぼゼロで見切り発車しちゃったし。

科目毎に新たな悩みが出てくるものだなあ、と。
答案スタイル「完成」まではまだまだ遠いか。
まあでも、悩みを乗り越えようとする過程も結構楽しい。

勉強会に総合Aとった人がいるんだけど、その人にもやはり悩みはある。
今までの方法で間違っていないことが証明されて、今年もそのまま行こうと思っている。でもそうするとマンネリに陥っていて、やる気が出ない。
…というジレンマみたい。なるほどね~。
俺は総合Gだったからか、今までとは全く違うやり方にスパッと変えられた。もちろん敗因をじっくり分析した上でだけど。
おかげで、マンネリなど考えられない状態にある。今までとは全く違う方法論を採っているので、ある意味初心者同然。なので日々進歩が実感できる。

「下りのエスカレーターを上っていく」この試験で、守りに入ってはヤバいんじゃないの?と言いたかったが、守った方がいい場合もありそうなので言えず。畏れながら少々心配ではある。
その総合Aの人より優位に立ちうる面もあるのだなあ、ともドライに思った。

でも守りとか攻めとか、優位とか劣位とかって、周りと比較するから出てくるんだよね。
確かにこの試験は相対評価だから、周りとの比較はとても重要。
でも、それは戦略・戦術的なことに留めておいた方がいいと思う。
精神的な敵はあくまで自分自身のみ。常に自分の弱点を探し、つぶしていく。
自分自身が攻めてくるという状態はありえないから、守りに入ることもありえない。あ、体調不良・精神不安定のときは守るべきだけど。

もちろんその人は弱点つぶしを実践してるとは思うんだけど、気の持ちようを変えたほうがいいんでないの?ということを言いたい。
この試験はメンタル面の勝負の比重も高いので。

今週は民訴全体と、刑訴の捜査以外全て。
今までで最もきつくなりそう。