最近、タイトルが長くなる傾向が…

さて、伊藤塾択一模試は151418の47点だった。合格経験者モニターの平均点-1.4点なので、アタック60と同じような点といえる。

しかーし、今回は非常に有意義な模試だった。自分なりの60問戦略が確立できそうな気がするからだ。
以下、どのように解いたのか、ここに記録に残して客観化したい。

~2分 飛ばし問題メモ作成、乱丁・落丁確認、憲法の穴並問題チェック。
~41分 刑法の穴並問題10問解く。うち4問はマーク保留。
~54分 憲法の穴並問題3問解く。うち1問はマーク保留。
~101分 民法20問解く。うち6問はマーク保留。
~135分 憲法残り17問解く。うち1問はマーク保留。
~176分 刑法の穴並以外の問題10問解く。
~181分 憲法の保留問題2問をファイナルアンサー。笑
~201分 刑法の保留問題4問をファイナルアンサー。
~210分 民法の保留問題6問をファイナルアンサー。

見づらいな。
前に書いたが、当初は
①皆にとって難しいか、簡単か、勝負どころかを常に意識する。
②特に民法知識問題は、第一印象と直感で切ってみる。
③答えが出たら振り返らない。
という目標を立てていた。
そして直前に、使う思考回路を一定化させて脳への負担・ムダを省くことを徹底する観点から、刑法だけでなく全科目通じて穴並問題を最初にやることを思いついていた。

で、試験中。①~③、特に①を意識しようとしてやっていた。
でも、現実には無理だよな、訓練して模試ではできるようになったとしても本試験ではたぶん確実にはできないだろうと悟った。
そこで、ピキーンとひらめいた。必要は発明のはははのは。

時間・思考が必要な問題はあっさり飛ばせばいい!ということに。いや、当たり前といえば当たり前のことなんだけど。

今までは、飛ばした問題を重複して検討すると、時間がムダになると思っていた。
でも、飛ばさずに悩んでいる時間の方がどうやら長い。たとえ短い場合でも、悩む問題はどうせ確実には正解できないのだから、後回しにすべき。
これに気づいた。民法解き始めた頃に。
その前の刑憲穴並問題でも保留はあるが、これは時間に迫られてやむなくやっていた。
これに気づいてからは、確信を持って短時間で飛ばせるようになった。
ただ、重複検討のムダを最小化するため、悩みが出た問題は極力2択状態まで持っていって、それを明示しておくことにした。

結果、憲民で間違えた問題は、第1次検討時には全て2分程度しかかけていない。刑法は5分くらいかけてしまっているが。
この方法によって、かなりリスクを低減できたと思う。これから、この路線を突き詰めていこうと思う。

反省として、刑法の穴並問題でケアレスミスを1問やってしまったことが挙げられる。
この原因は、第1次検討時の誤った処理(隣の記号と見間違えた)を前提として第2次検討を行ってしまった点にあると思う。
対策としては、
まず第1次検討の段階から処理を誤らないこと。具体的には指差し確認。
そして第2次検討段階で、実際に第1次検討の痕跡を消し白紙に戻して検討しなおすという選択も考慮に入れること。この場合には、重複検討もムダではない。実際にこういう選択ができるかは難しそうだけど。

今日は資料整理と大掃除。早く終われば、上記方法論のインスピレーションを与えてくれた合格者によるオープンのガイダンスに行くかも。
オープンはたぶん受けないけどね。
あ、毎年思うのだが、やはり伊藤塾の択一問題は4大予備校中、最も過去問に近くてベターだと思う。少なくとも今回、アタック60よりは確実に良い。
ただ、これは今回の問題が「基礎力確認テスト」だからなのかもしれない。
普段の答練がいいかどうかは分からん。でも直前模試は受けてみたくなった。