第5回目のことばカフェを開いた。8人もの出席者があった。典子さんの句集『三月』を鑑賞する会だった。12時半ごろから集まり始め、会はオンタイムでスタートした。句集から5句選び、夏雲システムを利用して、5句の鑑賞文を打ち込んで一覧表を作った。それに従って各々が発表した。投句者、選者、の立場を理解しないと訳がわからなくなるが、なんとか無事に目指したものが出来上がった。

 典子さんの句集に相応しく、一捻りしたテキストを用意できて楽しかった。

8人が5句=40句となる。ダブった句が3句ほどあったが、広く掬い上げることができた。どの句も魅力的で5句に絞るのは不可能で最終的には、四季から、リフレーンから、音調、飛躍の優れた句からと、各自テーマを決めて選んだようだ。テキストに従ってディスカッションして行った。基準片、基準値、安定の不安定、湖底の郵便局、蝶の舌、ジェネリック、カタン糸(コットン糸)全面的、一方的、などなど、「ん!」となるフレーズが散見されて話も盛り上がった。ちょうど時間通りに終わることができホッと胸を撫で下ろした。

 

 一朗は始終眠っていた。スマホのモニターでリアルの様子を覗くことができる。2時間半眠ってくれてありがとう。このところ全く食欲がなく何も食べていない。