近所のK君のお母さん。

例によって私が嫌いなタイプの教育ママです。

幼少期から佐藤ママの本を読んで、

一生懸命公文やら習い事に通っていました。

 

しかし、離婚して、経済的な問題で、公立中へ。

(離婚理由は旦那の浮気で、教育ママとは関係なし)

 

高校進学の際、

K君は、地域内にある進学校に行きませんでした。

電車を乗り継いで片道2時間の

もっと偏差値の高い進学校に行きました。

近所の人がお母さんに、

「どうしてそんな遠くに?」と聞いたら、

「東大を目指しているからです」と答えたそうです。

 

で、1年生の秋に退学しました。

ムリして入ったために、

授業についていけずに深海魚になってしまったのです。

通学の大変さもあって、

勉強時間を確保できず、

拍車をかけてしまったよう。

 

それでもお母さんに尻を叩かれ、

ネットの高校に入って勉強を続け、

今年卒業しました。

そして大学に行ったのですが、

偏差値45のFランでしたよ。

県有数の進学校に行ったのに。

 

大学進学とともに家を出て、

もうお母さんには連絡がないとのこと。

 

どうして私の周り、こんな子ばかりなの?

それはつまりこういう子が日本中にいるんだと思う。

 

大して頭良くないお母さんが、

佐藤ママの本読んで、

自分の子も東大に行けるかもって気合い入れて、

子どもの人生を棒に振るパターン。

 

もうやめようよ。

教育ママに問いたい。

自分が10時間勉強しろと言われたら、できるの?

自分はその勉強理解できるの?

できないくせになんで子どもに求めるの?

 

佐藤ママの功罪。

皆が佐藤ママと同じことしたら、東大行けるわけではない。

東大の定員毎年3000人くらい。

10000人の子どもが同じことしたら、

7000人は行けないのです。

 

今世の中、総教育ママ時代。

結局生まれもって頭のよい子どもしか行けませんからね。

 

佐藤ママは、自分のしていることがわかっているのだろうか。

金儲けのために、

頭の悪いお母さんを洗脳してるだけ。