先日、大島の着物にどんな帯が合うでしょうか?と問いかけをしたらお返事をいただいた。

花織の帯。
西陣の「花織風」袋帯は持っているのだが、花織はない。
そして、読谷山や南風原はなんとなく知ってはいたが、他にもたくさんの花織があることを知る。

きもの文化検定のために購入した本。
 

 

 

 

いやー、楽しいですね。
頭で覚えるのでなく、楽しい交流の中で知っていく織や染め。
ああ、これ、禁断のやつですね。

昔、どこまで着物にのめり込むつもりか、考えたことがある。

着物にハマるのは先立つものとの相談だから。

20代後半だったし、今みたいにネットでは買えないし、寸法が規格外(身長175cm。裄丈72cm)なので仕立てないとならないし、譲る相手がいないから無茶するのに罪悪感があるし、産地や作家さんの沼に入らないようにしようと決意した。
なので、気に入ったものを最低限のルールだけで着る楽しみに細々とやっていこうとしていた。

でも、少しずつでも気に入った好きなものは増えるし、好きな呉服屋さんが出てくるし、郡上紬とかハマってたし、個性と創造溢れる着姿の方々を拝見すると楽しいし、そこには物語があるのを知ってしまった。

禁断…

 

「南の着物だから、同郷の帯」
なんて素敵なんだろう。

着物や帯に尊敬や優しさがある。作り手に愛情がある。
そして、そこに物語がある。
いいなあ。

その中で、知花花織の、この作家さんの帯が欲しいなと思ってしまった。
とうとう沼に入ってしまうのか。

喜びとともに、ちょっと足踏みしている。
 

ブログ始めて良かったです。

感謝しています。

でも、悩んでもいます。笑

あああー