本日は米大リーグ、ワールドシリーズ第7戦ブルージェイズ4-5ドジャース延長11回凄かったですね、大谷翔平ドジャースを応援していましたがハラハラドキドキの素晴らしいゲームでした。
久しぶりに魂と魂のぶつかり合いを見た感じでした。
両軍の最後まであきらめずに全力を尽くす姿に感動しました。

人は誰でも「いい人生を生きたい、自分の能力を出し切って豊かな人生を送りたい」と願います。
けれども、この願いを実現する人は極めて少ないのです。なぜでしょう。
それは自分の中の隠された能力、本当の自分に気づかないためです。
気づこうとする努力が足りないためです。
この努力ができる人とできない人の違いが、天才と凡人の違いになります。

自分を知り、自分の力を十分発揮することほど難しいことはありません。
人はいろいろな素質や能力を天から与えられていますが、それを称して「命」といいます。
自分の「命」を知ることを「知命」といいます。
「命」を知って完全に発揮していくことを「立命」といいます。
「命」は先天的に賦与されているもので、これを「天命」といいます。
後天的に修養して変化させることができるものを「運命」といいます。
運とは動く、動かすという意味です。
「運命」とは自分の「命」を努力、修養によって動かしていくものなのです。

論語に「われ、十有五にして学に志す」とあるのは、十五歳の時、真の聖人の学問を修得する志を立てたという意味で、
孔子の言う学とは普通の学ではなく、人格のよりよき完成を目指して、自らの学問を積み上げていこうという意味の聖人になるための学問です。

本当の意味の学問は、人間としていかに生きれば良いかを学ぶ学問なのです。
単なる知識を習得することではないのです。

まず志がなくてはなりません。
志気がもえてこそ学問は進みます。

孟子は「志は気の師なり。気は体の充なり」と言っています。
志があってこそ、気は盛んになり、体に満つるものだと言っているのです。

志次第で子供でも事業ができる。

「種の起源」を著したチャールズ・ダーウィンの言葉
「人間として大切なのは、頭の賢さより、心の態度である。どう考え、どう生きるかである。」

自分の人生で一番大切なことは何かを見極める力さえあれば、歴史的な業績を収めることも不可能ではありません。

人間の偉大さの本質は何でしょう。
時流に惑わされずに生きることです。
他人がどう考え、どう行動しようとも、自分の自己実現の本道をしっかり見ることのできる能力こそ、本当の偉大さの本質です。