この前の月曜日10/23は有給取得で時間を使えたので、モンキー125で少し遠出しました。
125ccなので高速はもちろん乗れない。従って私の体力で行けるのは遠出と言っても県内かせいぜい隣県ってところです。県内は、これまで長く住んでいる中でメジャーなところは既に行ったことがあるので、行ったことがないマイナースポットを目指します。今回は高梁市周辺です。
今日は月曜日だが、1人の子供の学校が午前で終わるらしく、嫁に「昼ごはんの準備してほしかった」と出発前に後ろ指を指される。夕方の習い事の送迎はする約束をして(遅くとも17時には帰宅が必要)出発。
私は原則、すり抜けをしないので、渋滞は苦痛です。なので朝の渋滞が始まる前に市街地を抜け、夕方の渋滞が始まる前に帰宅したい。そこで朝6時に出発を計画(実際は6時20分発)。朝の気温は12~13℃。バイク専用のジャケットやグローブは持っておらず、日常使用している衣類や手袋で厚着して出かけます。
【備中湖】
ルートは全てgoogle mapにお任せしました。北西方向へ向かいます。
備中国分寺の五重塔の付近を通過。この付近で黄色いモンキーとスライド。
結局、比較的信号の多い市街地を抜けるのに1時間以上かかった。
それ以降は山間部。
成羽川沿いを走る。このあたりの川には赤い吊り橋がかかって美しい。
最初の目的地、備中湖と新成羽川ダムに到着。「水没記念碑」なるものがあります。
「水没」って記念するものかな?と思ったが、立ち退きされた方々の名前が刻まれているようです。付近はハイキングなどもできるようだが、この周辺は画像のようにメンテはあまりされていない、廃な雰囲気です。
ダムは放水はしていない。
巨大な人造湖。慰霊碑も複数あり、ダム建設中の殉職者名が刻まれています。
【育霊神社】
岡山県最恐の心霊スポットというネット上の書き込みも多い場所です。
丑の刻参りが実際に行われることで有名。奥の院周辺にその痕跡(場合によっては人形など)がある。
行先の調査で高梁周辺をgoogle mapで見ていて、以前テレビで見たことがあるこの神社をたまたま発見した。
が、痛恨のリサーチ不足…
この看板(十字路)まではgoogle mapの通りで容易に到達できる。
社務所は左側に進むとあるのだが、肝心の奥の院はgoogle mapではどこにあるか事前にはわからなかった。
ネットで検索してもすぐには出てこなかったので、現場に案内図があるのではと期待していたが、全く見当たらない。十字路の左方向、右方向と順番に深入りしてみたものの、それらしいものはない。
左方向はいわゆる酷道、右方向は酷道を超えて歩くのも困難な廃道だった(上の画像)。
この周辺には民家もあり、住民を二人ほど見かけたので訊いてみようかとも思ったが、普通の観光地ではないので不快に思われる可能性もあり、諦めることにする。
(帰宅後にじっくり検索すると、どうやら正面の道が正解だったらしい。そっちに先に行っていれば容易にわかったでしょうね…。まあ御縁がなかったということで。)
本殿(社務所)の方はお参りしました。
ネットの書き込みでは、数年前までは宮司さんが健在で色々説明してくれたらしいが、現況は管理されていないようで、下の画像の状況。
まず草が伸び放題。
入口が半開きで放置されている様子。中には書類が散乱しているように見える。
象徴的なのは、看板が下ろされていること。その奥の壁も腐敗が進み、中にあった毛布か何かが外に出てきている。
この神社は集落の最奥部にある感じですが、その神社周辺を出ると長閑な田園が広がっています。
後編に続きます。