低けりゃ偉い | CxCxC
俺は車は低けりゃ『偉い』と思っている。
カッコイイとかじゃなく『偉い』だ。
もちろんだいたいの車は低いほうがかっこいい
 

工場から出荷時の車高というのはスタイルは度外視で、安全性や、性能や、なんかそーいう規律みたいなの重視だ
これは最近出ているどんなスーパーカーにも同じことが言える
俺は、その『出荷時』のR8を買った。E92M3も同様に。
どっちもスポーツカー。
しかし、どっちも車高が何とも言えない。
タイヤハウスとタイヤの隙間とかも間抜けだし、R8に関しては、あそこまで薄いボディなのになんだか車高のせいで間抜けに見えた。
そりゃ、カタログやCMなどではかっこよく撮ってるよ。

でも、低くするのはただ単にバネ切ったりしてもある程度は下がる。昔はバネのけて走ってたこともあった。その当時は『ノーサス』と言っていた気がする。
が、しかし、警官に没収されそーになるわ、そのせいで免停になるわ、跳ねすぎて首の骨かなんかがずれて、微熱が続き、整体で首がとれるんじゃないかってくらいバキバキされるわ、走ってる時に跳ねすぎてカッコ悪いとか、良い事は無かった。

性能も考えた上でのローダウンは難しい。費用もかかる。でもそれはしないといけない。

今の車だけのことを言ってるわけではない。

まぁ、エアサスやハイドロって手もあるよね

しかし、世で言う“HOTROD”系は低いとカッコイイとかじゃなく、バランスがとても大事だと思う
地球の車の多くは、タイヤがむき出しではないから、低いとかっこよく見えるが、30年代とかそれ以前のアメリカ車はいろいろ事情が異なると思う
ハイボーイとか車高高めだけど、かっこいい。俺の乗ってたデュースもそのスタイル。

そうそう、ことがうまく運べば、一気に3台くらいホットロッドを愛媛に上陸させたいのだが。
誰か一緒に乗らないか

で、車高の話に戻るけど、ワーゲンのバスに俺は詳しいわけじゃないけど、雑誌やネットなどで激低のバスとかよく見るが、ほんとすごいと思う。
ミッションとか、エンジンマウントとかいろいろやらないとあそこまで低くならないんだろ?

そーとーな苦労でっせ!
しかし、美しい
そこを求める行為も美しい

 

そして、低くするのは足回りだけではない、屋根だって低いほうがかっこいい場合がある!
これもすごいセンスと労力が必要。
なんせ、車の形を変えてしまうのだから。しかも’50年代のアメリカ車とか、デザインがそもそもかっこいいので、それ以上にかっこよくするってのはなかなかねー

俺の敬愛する今井氏はほんと素晴らしい車を作る。
2011年のホットロッドカスタムショーに出展してた車両の過程の動画が存在する。
GOOD FELLOWS
http://ameblo.jp/kustoms1964/


1949 Chevy Fleetline Chopped Top 3 Kustom.
http://youtu.be/SzhtWGnrOI0

あのショーで見た人の中には『チョップされてる車両を輸入してきたのだろう』と思った人もいるはず。
この動画を見ればわかると思うが、あれはメイドインジャパンである。
作業自体の労力も大変そーだが、あのラインを出すのはセンスだ。

 
 
 

と、早朝からいろいろ思ったことを書きなぐってみた。