上の写真はガクアジサイ。
下の写真がアジサイです。だいぶ赤くなりました。そして、枯れます。
ガクアジサイの本当の花は中心の小さな青い部分で、まわりのきれいな花は装飾花と呼ばれています。
下のアジサイの花は赤紫の花の中の小さな「点」みたいな部分ではなく、
花びらに似たガクをかき分けた根元に真花と呼ばれる小さな花が咲いています。
「点」のような部分も花のように咲くこともありますが、めしべが退化しているので、
花であって花にあらず、的な。不思議な花ですね。
元々は上の写真のようなガクアジサイを日本で品種改良して、
下の写真のようなアジサイを作りだしたそうで、桜といい、花火といい、美しいものにこだわる日本の職人のこだわりは本当にスゴイ!と思います。
「紫陽花」の名前も、実は日本で間違ってつけられた名前なんです。
中国には「紫陽花」と書くアジサイはなく、中国のアジサイは姿も違います。
写真のようなアジサイが咲いていたら日本からの逆輸入的な。
今回、アジサイで画像検索したら、並んだ色の美しいこと。
この花のきれいな時期に、コロナで自粛で残念でした。
来年はアジサイ写真撮りに行くぞー。