先程、ご主人様帰宅しました。


どうも明日までには終わりそうにないそうです。


頭数が多いうえ、運ぶ手間があるので、思うように作業が進まないようです。


ここからは、ご主人様が話してくれた現場の様子です。


内容的に衝撃的ですのでスルーされても構いません。


私的には現実に起きている事を伝えたいので読んで欲しいのですが、無理強いはしません。





まず最初に精神安定剤を注射し、意識が朦朧としているところに強烈な薬を首に注射。


注射を打つとき、獣医さん達は1頭1頭に「ごめんね」と声をかけられます。


獣医さん達もどんなに辛い事か・・・


誰もこんな事したくありませんよね。


ほんの数秒で牛さんは倒れるそうです。


口やお尻から血を流し亡くなっていくそうです。


順番を待っている牛さんは涙をボロボロ流し、恐怖におののき、獣医さんが近付くと大きな声で叫び声をあげるそうです。


どんなに怖かった事か・・・


補助役のご主人様も溜め息が止まらなかったとか・・・


口蹄疫発生直前に農場へやってきた子牛ちゃん達もいます。


子牛ちゃん達は助けを求めるように、ご主人様の背中の後ろへ隠れ震えていたそうです。


何しろ頭数が多い為、亡骸を運び出すのには大きなショベルカーのような物ですくい上げ、ダンプへどんどん積み込んで行く・・・。


埋却地ではまとめて穴の中へ落とし、きれいに並べられる事もなく、まるでゴミのように埋められていったそうです。





ご主人様は帰宅してから、とても機嫌が悪くイライラしています。


そりゃそうですよね。


こんな事する為に育ててきたんじゃないんですもんね。


まだ数日、続くのかと思うと・・・


精神的にもつかな(;´д`)


牛さん達、苦しまずに逝けたのかな( ┰_┰)


どうか、こんな悲劇が繰り返される事がありませんように・・・