最近よく聞かれます。
「食べられないものあるの?」
答えはなし!
なんでも食べられます。
ラーメン巡りしまくってます。
(前出の投稿がエグいので、急ぎめの美味しそうな投稿で誤魔化す。)
辛い物もお肉も
ここまでの黄疸の数値だと、こんなに元気な人はいないんですって。
黄疸があると怠さ、息切れ、腹水、
ボーッとしたり、急な眠気に襲われ意識障害が
あるんですって。
腹水なのかお腹は常に張った感じはしますが、
40代の女性と話すと息切れ動悸はあるというので、
更年期の症状かどっちかわかりません。
だから、
肝臓移植に踏み切る気は全くありませんでした。
二ツ目(前座修行を終えて落語家と名乗れる身分)に昇進するまでは。
余命宣告が2月。「余命半年。」
8月にはぽっくりいけると思ったら、
ただ肌と目の黄色が濃くなるだけでした。
未だ生るんかいっ!
でもこの見た目だと落語で笑って貰えない。
目の黄色で引かれるのも辛くて、
人の目が見られなくなってる自分も出てきた〜。
図々しさが売りだったのに
弱気なアタシはあか〜ん
で、決めました。移植。
いやね。
昨年春、治療始めた時は、ここまで黄色くなかったし、肝臓から胆汁を体外へ出すボトルを半年付けてても
黄味肌色で戻らず。ボトルを取ったら黄色に戻り、
余命宣告。
10年頼ってきたけど、もう信じらんない!
医療ミスだ!と今の病院に喧嘩を売って、紹介状書いてもらって病院難民になり数軒ウロチョロしました。
どこも口を揃えて、
移植しか無いっすよ。
開腹手術って脊髄に刺す点滴から術後からずーっと痛い。下手すりゃ出産と五分五分。出産は1日で喜びが勝つけど、数週間痛みしかない。
だったら寿命を全うして
この身のまま、自由に死にたいと思ったけど、
二ツ目ってゴールではなくて、スタートだったんですね。
沢山のお客様に二ツ目披露目の新宿末広亭から浅草演芸ホール、池袋演芸場、上野広小路、横浜にぎわい座とお祝いして貰えて、もう少し生きたい!と思いました。前座で見てた景色と全く違ったんです。
落語楽しい!って心から思えて。
先輩達からも「生きて!」って
で、移植ができるのは都内では
今現在の主治医の東大だけだと各病院から言われ。
何事も無かったように、悪態ついた主治医のとこに
出戻りました。流石に言われました。
「どの面提げてやって来るかと思った!」
「ごめんなさい🙏もう信じるっ‼️」
で許される仲の主治医。
「移植する気になってくれて良かった。」って。
すまねぇー先生!!
で、こんなに元気だと
バンクからの提供は後回しにされてしまうとのことで、生体肝移植になるそうで、
(未だに性体感、性感帯に聞こえるアタシ。)
身近な人からドナーとして肝臓提供をお願いする事になりました。
このドナー探しが大変。
で続く。