私の心の栄養の一つに、温泉に入ることがある。

コロナ以降、温泉に出掛けていなかったこともあり、

『長野市民の方の宿泊費を割引きます』のチラシに目がとまり、申し込んでみた。

 

14,000円近い割引。

温泉は珍しいアルカリ泉。においも色もなく、緩やか〜に肌が滑らかになる感じ。

そして宿の売りはサウナが付いていること

 

サウナ。興味はあるが積極的に利用したことがない。

露天風呂の敷地にサウナの建物があり「水風呂」も用意されている!

誰か入っているようだが、お作法がわからないので行くに行けない感じに

 

このまま露天風呂だけで上がってしまおうか

いやいやせっかくあるのだから試してみたい

でもお作法がわからないし。

思考はぐるぐる回り…。

 

もう出てしまおうか、と思った時、

優しそうな微笑みを浮かべた(本当は暗くて良く見えない)

お若い方が露天風呂にやってきた。

 

思い切ってサウナについて聞いてみると

ここのウリだから、ぜひ試したらどうかと勧めてくれた。

彼女もサウナが気に入ってここに予約したそう。

入り口に専用のタオルもあるし、ロウリュウもありますよ、と。

 

そうよね、せっかくだから。と思い切って入ってみると、

先客も初心者だった。

冷え性の話など少しして、私は汗だらけになったので

お先に失礼してきたのだが思い煩うほどのことはなく快適で楽しかった。

 

いつもの、慣れた場所にいるだけではわからないこともある。

思い切って、まだ知らぬいつものその先に足を伸ばしてみるのもいい。

 

たかだかサウナに入ってみただけなのだけれど。

 

あなたのコンフォートゾーンの先には何がありそうですか?