昨年4月の入学から
(緊急事態宣言の休校などなどもありましたが)
ずっと学校に行きたがらなかった息子…
2月初旬から!!!
「学校に行く」!!!
という自らの意思を持って!!!
学校に行くようになりました


登校中の道で大人数に囲まれると
緊張するようで…
まだ一人で大丈夫!とまではならず
(当然ですね)
変わらず朝の送りはしていますが
起きてから布団から出てこない
「行きたくない」と泣く
それをなだめ励まし支度を手伝う
それがなくなるだけで
朝がこんなにもスムーズに
気持ちよくなるのかと驚いています。
今までは
朝どんなに早く起きても
前日にどんなに支度を万全にしていても
いつも朝はバタバタ
間に合わない事も多かった数ヵ月間。
どうすればもう少しスムーズに出られるかな
どうすればもう少し穏やかに朝を過ごせるかな
ずっと悩んでいた事は
息子が「学校に行きたい」と
思うようになって
スルッと解決しました。
人が
自分で
何かをしようとする力
その力の大きさを知りました。
さて
ずっと学校への行き渋りがあった息子が
何故行こうと思うようになったのか。
そのきっかけは
これまで在籍していた普通級から
個別級に移した事でした。
普通級に在籍していた時は
ほとんど教室にいる事ができず
ともだちルーム
(体調は悪くないけれど
教室にいられない子のための教室)
にずっといました。
教室にいられない理由は
本人いわく
「心臓がドキドキするから」
「落ち着かないから」
ということでした。
私なりの分析では(勝手な主観ですが)
白か黒か0か100かの思考を持つため
自尊心が育ちにくく
発する自信が持てない上に
強いこだわりがあり
自分の想定外が起きると
気持ちをコントロールできなくなる不安を持ち
コントロールできなくなると
駄々をこねる3歳児レベルで
それを他者の前でやるのは恥ずかしい
と思うようになったので…
予測不能な小1児童30名がいる教室は
彼にとって
「自分の主張ができない」
「何が起きるかわからない」
「こだわりに合致する状況にならないかも…」
(↑集団の場合、ならない経験多)
「取り乱すかも…」
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「不安満載の場所」
になっていたのかな…と思います。
単に「主張ができない」と聞くと
恥ずかしがり屋さんかな?
と思う方も多いかと思いますが…
息子の場合、その域を超えています。
私以外の家族や親族
詳しく言うと、夫やばぁばにさえ
「〜したい」「〜ちょうだい」が
発言できないのです
友達に「やめて」や「それはいいや」
などの否定はもちろん、
「ねぇねぇ…」の声かけから
日常会話まで…できません。
唯一できるのは挨拶かな…?
それも小声で
話が逸れました
入学直後は1日中、
その後は徐々に1日のうち何時間かは
教室にいる事ができたのですが…
それが段々と足が遠のいていき…
夏休み明けからはほぼともだちルーム。
といった感じです。
そして
「ともだちルームにいていいんだよ」
「無理して教室に行かなくてもいいんだよ」
と伝えても
「行きたくない」と毎朝泣いていました。
共感しつつ、励ましながら、
なんとか学校まで連れて行く…
という毎日でした。
学校まで行って
私と別れてしまえば
泣く事はなく…
時にはキャッキャと笑う姿も見られ
ともだちルームでは
楽しそうに過ごしていたようで。
そして下校時にはルンルンで
帰ってくるのです。
ともだちルームでの話を聞いたり
下校の様子を見ていたので
朝に泣いていても
とにかく学校までは連れて行こう。
小さくても楽しい経験を積めば、
そこで自尊心を育んでくれれば
いつかは自分から「行く」という
気持ちを持つかもしれない
と思っていたのです。
学校で楽しそうにする息子を
目の当たりにしていた
ともだちルームの(児童支援の)先生も
毎朝行き渋りをする息子を
理解する事が難しそうでした。
また
自分達の支援が息子の行動を
退行させてしまっているのでは…
と心配していました。
いつかは学校に行きたいと思う日は来るかな
楽しいと思う日は来るかな
などなど…不安な日々でした。
でも…
振り返ると、とにかく学校に連れて行くだけで
精一杯で…漠然な不安はあったものの
もしかしたら先の事を
全然考えられていなかった…
かもしれません
そんなある日、息子が
「この教室でなら勉強できるかもしれない」
と教えてくれたのです。
早速、ともだちルームの先生に
その話をしてみました。
すると
「そこは個別級の教室なんです」
と教えてくれました。
療育センターやスクールカウンセラーからは
「個別級というタイプではなさそう」
(個別級のタイプってどんな?と思いつつ)
と言われていましたが…
日頃から息子を見てくださっていた
ともだちルームの先生とも
話し合って…
幸い
主人も個別級に関して
肯定的な考えを持っていたので
もうここは一か八か
個別級の申請をしてみよう
そう思いました。
息子の発言から3日後には申請書を提出し、
(必死な余り書き込みすぎて紙が真っ黒
)
1週間たらずで特総から
個別級への移籍許可の電話がきて
その直後慣らしとして個別級に通い
翌週末辺りには正式に席を移してくれました。
特総も早かったけど
学校側も迅速に対応してくださり…
理解してくださり…
本当に感謝です。
もっと早く、
もしくは入学時から個別級に
してあげた方が良かったのかな
という思いがよぎりましたが…
色々な要因と縁があり
きっと今なんだ
と思う事にしました。
結局過去に戻ることはできませんもんね。
息子の場合、
幼稚園では集団生活に特に問題なく
過ごしていたので
(本人はそこそこ緊張感を
持っていたようですが)
担任の先生に相談しても
「園では問題ないですよ
」
というお返事でした。
育てにくさは家庭でだけ現れていて…
私の問題?
と思ったりもしたのですが
下の子達を同じように育てていても
やはり違和感があったので、
悩んだ挙げ句…
療育センターへ受診する事にしたのが
入学直前でした。
そのタイミングでは、どのみち
個別級の手配が間に合わなかったですね。
それに療育センターの医師や心理士からも
個別級は勧められませんでした。
その後の相談でも
「個別級というタイプではなさそう」と
聞いていたので
しばらく個別級という選択肢は
ありませんでした。
スクールカウンセラーにも相談し
「個別級というよりも
モンテッソーリ教育やシュタイナー教育が
向いていそう、受動的な学びではなく
自分の興味分野を自発的に学ぶと
すごく伸びそう」
とアドバイス頂き
「私立に転校…?引越し…?」
という事も考えました。
「すごい投資になるな…」
「それでもし合わなかったら?
」
「うちの家計的に今はこの段階じゃないな
」
と考えたり…
発達障害を持つ子の進学についての
勉強会にも参加して…
学校に固執しなくてもいいか…
と思ってみたり。。
学校に行かなくなったら
どんな風に勉強し
どんなところで社会性を育み
どんな方法で自尊心を高められるか
などなど…調べたり考えたりの日々。
どんなに調べても考えても
どうしたらいいのか
悩み、足踏みしていました。
でも息子の一言
「ここでなら勉強できるかもしれない」
その一言で
いろーーーんな選択肢があって
悩みがあった中で
もうとにかく試してみよう
という思いで動きました。
今では
「個別級の教室は落ち着けるよ」
「学校に行きたい」
「〜(学校での小さな予定)が楽しみ」
「今日はこんな事をしたよ!」
「こんな事ができたんだよ!」
と話すようになりました。
下校の時間が嫌で
泣きながら帰ってきた事も。
もうこれを書いてる今でも
気持ちが高ぶって
泣きそうになるくらい(笑)
ただ情緒不安定なのかな(笑)
嬉しくて…嬉しくて…
良かったね…頑張ったね…
と思っている、今日このごろです。
ともだちルームに通っていた時に
息子が
「どうして僕はみんなのように
教室に行けないんだろう…」
そう呟いたことがありました。
ともだちルームに通う事を
どこかで後ろめたく、
そして負い目に感じていたんでしょうね。
その環境では自尊心が育ちにくいのかも
しれませんね。
今では、できた事を
誇らしげに話してくれます。
個別級に通う事で
課題がなくなったわけではありませんし
今後どう環境が変わるか
どう気持ちが変わるかも
わかりませんが
ひとまず良かったです。
そして支えて下さっている皆さんに
感謝です。