バチカン美術館は、ぜひ予約をとって行きたい。

入場だけの普通の予約は、夏休み中は取りにくいらしく、ランチ付きチケットならとれる、ということでした。このチケットは、開館と同時に入れて、12:00ぐらい以降

から館内のフードコートでランチが食べられるというもの。どうしても「最後の晩餐」が見たいので、こちらを。さて、地下鉄の駅を降りて10分くらい歩くと、「わあ、着いた」と思いますがが、こちらは、システィーナ礼拝堂方面。バチカン美術館の入場券では入れません。外の館員証をさげている係りの方から別の入り口から入るように言われます。

ここを出て、美術館前の道を進むと、歩道がテープのようなもので2つに分かれていて、歩道の壁側がチケットなしの人、ずらりと列ができて、あの暑さの中、1時間くらいは待つそうです。道路側がチケット有りの人の列です。すいすい前へ進みます。

 

ここの左手から入ります。

 順路は、いろいろな美術品をまず見て、最後に「最後の審判」のある、システィーナ礼拝堂にたどり着きます。

中はもう豪華な絵や細工で圧倒されます。有名な場面の絵も大きい!

基本、ルーブル美術館と同じでフラッシュをたかなければ写真OKです。

これは、ある部屋のほぼ壁一面の絵。

 

ただ、「最後の審判」だけは「Noフォト」ということで、見るだけです。壁一面の正面に描いてあるあの絵は、もうすごい!の一言です。上から下までの様子を音声ガイドを聞きながら見ました。なんだか日本のお寺の地獄絵みたいだなとも思いながら。

 

 7月下旬でローマはとても暑く、蒸し蒸しして美術館全体も窓全開で、暑い暑い~。

見るところで、ただ一つ涼しかったのは、ここ、「最後の審判」。エアコン効いていて気持ちよかった。

 少し腰掛けるところもあって(壁側)お年寄りや小さい子たちが座っていました。

正面に向かって右、左の両方の壁の上の辺り(体育館のギャラリーのような高さのところ)、にも物語のさし絵のような絵が何枚か続いています。

 本物のオーラがすごい!

 

 あ、ここも、音声ガイドがとても役に立ちました。日本語対応。入り口で8ユーロ

でした。とても良かったです。「最後の審判」の描き方の解説もおもしろかったので、ぜひ。

 

 もし、ローマに行く季節を選べるなら、夏は外した方がいいです!40度?

湿度も高く、もう本当にめげそうでしたが、せっかく行ったからと頑張りましたが、

夏はおすすめしません!とんでもないです。ジェラートなんか何個食べてもヒンヤリしません。

 上の写真は、ローマ、フィウミチーノ空港からローマ市内に向かうタクシーの中、後部座席です。時間と外の温度の表示。これを撮ったときはもうローマ市内に入っていました。あの暑さがなかったら、もっと楽しめたかもしれません。

 それでも良かった、「最後の審判」~