問題は二日目の通夜でした。40数年前、よく麻雀仲間であり、夏には若狭高浜で海水浴、冬は志賀高原へよく行きました。稽古仲間で4人のグループでした。彼女が東京で結婚された事

は知っていましたが突然の訃報を...まさに家族葬でした。ほとんどが親族関係で知人友人関係は10名足らずでした。 お坊さんの読経と焼香が終わると、いきなりテーブル席を...

 

運び込まれたのがお寿司と酒とビールでした。息子さん曰く 母は京都で葬儀をして欲しいとにぎやかにして欲しいとも...納得でしたが そのあと彼女が単独旅行でヨーロッパへ行っておられた事、帰りがスペインからの直行便がなくてドバイ経由で、今ヒマラヤ山脈の上を飛んでいるとか...帰国後さほど日が経っていない事を知らされました。今の世情からさすがに

これはあかんのではないでしょうか。

それにしてもご主人あまりにも平然とされていたのが私にはとても違和感を強く感じましたが、我々への配慮だったとは、とても思えませんが?

 

 

翌々日いつもの友人からコーヒー飲みたいのメールが入ったのですが、以上の事情を言ったのですが、それでもかまへんと...向かうは 大原の里の駅

 

 

 

すぐ側にこんな小径があるのを知りませんでした。川の水とても綺麗です。画面左奥山の中腹に 三千院があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

それから1週間後 車の中からでもいいから桜が見たいと...毎年同じコースです。高野川東岸の桜(加茂川の桜より綺麗かも?)を南下して、賀茂大橋を右折 河原町今出川を右折 後は加茂街道を北上しました。ずっと満開の桜を...私は運転手 桜など観ていられません。

 

 

ただ2か所例外が...御園橋東詰の南行一方通行です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

車もほとんどなくて停車して私が車中より撮りました。

 

 

そして一番の見どころです。

 

 

我々の母校のすぐ近くにある疎水べりです。この疎水は蹴上から南禅寺→哲学の道→高野川の下をくぐり→松ヶ崎→下鴨を経て最後は堀川へと流れます。彼はこの近くの800坪の豪邸に住んでいたボンボンでした。過去の話ながら正直言って複雑な気持ちがしますが...

 

仲が良いからお互いに言いたい事を言って激しく口論になります。この日もオリンピック疑惑の事で...「お金をばらまかなかったからリオオリンピックに負けた」と...この時はさすがに強く激しく反論しました。 この疎水べり 夏には今でもホタルが飛び交うそうです。

 

 

 

左の建物 松ヶ崎浄水場です。京都市北部の水道水を供給しています。琵琶湖の水がここまで使われているとは...琵琶湖に感謝感謝です! このすぐ突き当りが高野川です。この日も数台の老人ホームの車が駐車していました。

 

 

 

高野川の桜と比叡山 私にとってこの日一番の景色でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  最後まで観て頂き 本当にありがとうございました。