それでは今回は 「藤の間」から紹介します。藤の花言葉は 「歓迎」 迎賓館では一番広い部屋です。最大120名の会食が可能な部屋です。
当日 部屋の片隅に食器の置かれたテーブル席が設けられ、椅子が2脚設けられ2ショット写真が許されて、私達も撮ってもらいました。
格子光天井 この照明は、美濃紙と京指物の伝統的技能が使われたものです。高さが調節出来ます。
人間国宝の故 江利佐代子さんの作品です。「載金(きりがね」 という非常に緻密な作業を要する作品です。金箔とプラチナ箔を竹の小刀で極細い線に切り、筆に滲ませた膠で線を引く上にその箔を置いていく作業です。
同じく 桐の板に描かれた 載金
柱に施された 飾り金具
藤の間から障子越しに見える庭園
次に向かった部屋は
桐の間は、和食を提供する「和の晩餐室」です。京料理でおもてなしされます。この漆塗りの長いテーブルが凄いです。
このピカピカに磨き上げる最後の仕上げには、職人さんの手のひらで磨き上げられます。
全長12m光り輝いています。正座に慣れない人のために掘り炬燵式になっています。
この檜(ひのき)の鴨居(かもい)も凄いです。継ぎ足し無しの一本ですから・・・・・・
天井板も今や なかなか手に入らない杉の中杢、穏やかさを感じます。
それでは庭園に
湧き水がこんこんと流れ出しています。
鴨川の古い橋脚も使っているとか・・・・・
水車の部品の一つと説明されましたが? 全く分かりません。
錦鯉 たくさんいました。
和舟 海外からの賓客に、「舟遊び」を楽しんで頂くために・・・・・
ブータン国王両陛下が、和船に乗られた時のパネルです。
春になれば、この枝垂れ桜もさぞかし綺麗に観られるでしょう。その時にもう一度来てみたいです。
最後まで観て頂き 本当にありがとうございました。