【複製】こだわり心の断捨離 | アトランティスからの伝言

アトランティスからの伝言

ご訪問いただきありがとうございます。

もう三十年も昔のことですが、本が好きだった私は、壁一面に数百冊の本棚を構えて、心と知識のよりどころとしておりました。

今でも古本屋に行きますと、昔読んだ本たちがしきりに目に留まり、若かった当時の想いに私を引き戻させてくれたりします。

今になって振り返ると、当時、私が好んで読んだ評論家やルポライターの著作は、自分で言うのもおこがましいことですが、おおむね的を射た選択ができていたと感じています。

当時と比べ、現在はインターネットの普及とともに、情報の洪水状態に見舞われ、自分の求める的確な情報を得ることが、極めて困難な状況に陥っているという、皮肉な現実があると思います。

アメーバをやりながら矛盾に満ちた話ですが、本来ブログを開設するつもりなど毛頭なかった私です。

しかし、どうしても伝えなければならない、心の深奥から湧き上がる義務感に突き動かされ、一人でも多くの方にファイルをダウンロードしていただきたい一心で、こんな拙い文章を書いている次第です。

本の話に戻しますと、ある日、どういうわけか、どこからか強い直観を得て、本のコレクションをすべて手放してしまいました。

顕在意識的には、これ以上本が増えることを望まない気持ちがありましたし、一通りのざっとした学びはこれでよかろうといった、気持ちの整理の必要も感じていたからだろうと思います。

半日かけて、すべての本を紐でくくり、近くの集積場に運び込んでしまいました。

私のこの唐突な行為は、周囲の誰の目にも不可解に思える行動だったらしく、ただの気まぐれのようにしか受け取ってもらえなかったようです。

自分では至極納得のいく、意味深い行動だったのですが、たった一人、私を理解してくださる方がおられました。

その方は、すごいねー、よかったねー、と言って、はっきりと理解を示してくださり、私としてはとても救われた思いをさせていただきました。

手放すチャンスというのは、ある意味、自分の意思とは無関係に、突然天下ってくるようですね。

今はやりの「断捨離」と似ているようですが、その内実は深い意味で別のもののように感じています。

本の放棄を通して、私のもとには、こだわりを捨て去ったすがすがしい日常が戻ってきたことを回想しています。

手放すことは、心の一角をクリアすることであり、新たな別の物事を受け入れる体制を自分の中に用意したのだと思いました。


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こんにちは
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このブログの管理人 Hiroshi Onishi です


大切な「音のお知らせ」が届きました
消印は紀元前1万年
つまり今から1万2千年前


ものさしを替えればつい昨日のお話です


時空を超えて送られてきた
玉手箱の中を覗いてみませんか


もしかすると太古の記憶が
懐かしく蘇るかもしれませんよ


合成音声全229ファイル
総計85時間33分 1.74GB
前回一括更新 2015/10/05


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WMA版 http://1drv.ms/14TlO76
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