かごめかごめ(26) | アトランティスからの伝言

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かごめかごめ
籠の中の鳥は
いついつ出やる
夜明けの晩に
鶴と亀が滑った
後ろの正面だあれ?

 

目次
解析1 「かごめかごめ」
解析2 「かごのなかのとりは」
解析3 「いついつでやる」
解析4 「よあけのばんに」
解析5 「つるとかめがすべった」
解析6 「うしろのしょうめんだあれ」

 

2. 「かごのなかのとりは」の解析(つづき)

 

前回は「かごのなかの」の解析で終わってしまいました。

 

今回は「とりは」にこだわってみましょう。

 

子供たちの「かごめ唄」を聴いていると、この部分「トリワー」と発音していますね。

 

つまり、肩に担ぐ「かご」の中にある、あるいは「いる」、「とり」のことを言っているようです。

 

下の写真のような「鶏かご」のことではありませんね。

 

 

前回に書きましたように、「なかの」が「中の」とすると、この「かご」(正確には「輿」の形ですが)の本体は、空間が一定の形に仕切られた構造だと想像できます。

 

つまり、中の「とり」が確認できる開放的な空間か、さもなくば密封されて中の見えない閉鎖空間か、そのどちらかです。

 

考えられる空間の形は、四角形の箱型、多角形の箱型、円柱形など様々でしょう。

 

その中に収められた「とり」が存在し、次の「いついつでやる」に続くわけです。

 

すなわち、いつ出現するかわからない、という意味でとれば、それは外部からは見えない、閉鎖された密閉空間に収められている、ということになります。

 

そのことは次回で触れることにします。

 

さて、「かご」は人が担ぐだけあって、それ相応の大きさがあると考えられます。

 

「とり」が「鳥」とすると、「かご」は竹や葦で編んだ「籠」かもしれず、布のようなもので覆い隠した大きな鳥かごを「輿」に乗せて、肩で担ぎ歩く姿を連想します。

 

これは何のことかわからないですね。

 

ここで言う駕籠(駕篭)というのは、正確には「輿(こし)」のことで、平安期以前は天皇や皇后、斎王の「乗物」を意味していますから、高貴な方々の乗り物に鳥が乗るということはあり得ません。

 

中の見えない「何か」に収められた「とり」は、天皇に比肩するほどの高貴さと荘重さを備えたものでなければならないことになります。

 

あるいは天皇や皇后の権威を証明する、この世に二つとない超貴重な物品ということでしょうか。

 

そうなると、もはや「とり」が、生きた「鳥」ではあり得ないことは明白です。

 

あるいは、鳥の形をした装飾品のようなものでしょうか、例えば金の鳳凰のような。

 

 

でも、そのような物品は世界中にいくつも存在していることでしょう。

 

世界で唯一、という事では別のもの、例えば肉筆のサインといった、見まがいようのない証拠そのものであれば、誰もが認めざるを得ないかもしれません。

 

果たしてこの世の中には、そんな神さまのサインみたいなものを書き記した、天皇や皇后と同じぐらい高貴な「とり」があるのでしょうか。

 

天地創造の根本唯一神が、直筆のサインを残すとは思えませんが、地球の代表者としての血統と霊統を継ぐ皇家を取りまとめ、これを維持し、後代へと連綿と伝える役割を持った神的存在が、人類の霊王として、あるいは地球神として存在し、神の承認印として何かを与えることは、ないこととは言えません。

 

思い当たることが、旧約聖書の「出エジプト記」34章に記されています。

 

20節 モーセは主と共に四十日四十夜、そこにとどまった。彼はパンも食べず、水も飲まなかった。そして、十の戒めからなる契約の言葉を板に書き記した。

 

 

これが有名な「十戒の契約の石板」と呼ばれるものです。

 

その内容については、旧約聖書「申命記」5章に書かれていますので、参考になさってください。

 

モーゼは、その石板を箱の中に納めます。

 

申命記10章5節 わたしは身を翻して山を下り、あらかじめ作っておいた箱に板を納めた。それは今も、主がわたしに命じられたとおりそこにある。

 

 

その石板は十の戒めが、イスラエル人の「主」によって刻み込まれています。

 

これが神の刻印の正体ではないでしょうか。

 

これを「とり」に結び付けてみると、十の戒め、十の理(ことわり)となり、その有力候補として浮かび上がってきます。

 

「とり」は「十理」であり、十戒石板を指した言葉だとすると、これが収められた箱が「契約の箱」と呼ばれる「輿」である「かご」と推定されます。

 

 

「かごめかごめ」から始まって「かごのなかのとり」と続きますので、歌から受ける印象は「鳥かごの中の鳥」となりますが、実際に込められた意味は世界中のキリスト教、ユダヤ教、そしてアブラハムを父祖とするイスラム教諸派の共通原典、モーセ五書と密接にかかわっているのです。

 

それではまた。

 

 

 

*** ご 案 内 ***

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このブログの管理人 Hiroshi Onishi です

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