クラッシックに親しむ!
今日は、クラッシク音楽にくしの日です。
【活用場面】
クラッシク音楽で心を癒す!
「小澤征爾さんと、音楽について話をする」(新潮社刊)から。
本作は、ベートーベンやマーラーの音楽などを話題に、2人が語り合う内容で、対話は東京やハワイ、スイスで、村上氏が小澤氏に問い掛ける形で進められ、村上氏が文章をまとめたものです。
同振興会によると、「クラシック音楽を知らない者も思わず読まされてしまう対話の魅力」が評価されたということです。是非音楽の世界の踏み出してみましょう!
では、ちょっとだけ、覗いてみましょう!
■まずは、鬼才グレン・グールドの演奏から。
村上 「このあたりの音の取り方はもう自由自在ですね」
小澤 「ほんと、天才的です。納得性あるし、ね。実は楽譜に書いてあるのとはだいぶ違うことをやっているんです。でもそれが変な風には聞こえない」
村上 「楽譜にないというのは、それはカデンツァとか独奏の部分だけじゃなくて」
小澤 「うん、だけじゃなくて。それが立派ですよね」
■続いて内田光子の演奏は第2楽章から。
小澤 (すぐに)「音が実にきれいだ。この人って、ほんとに耳がいいんですね」
村上「この人のタッチはクリアですね。強い音も弱い音も、どちらもはっきり聞こえる。ちゃんと弾ききっている。曖昧なところがない」
小澤「思い切りがいいんです」
気のおけない仲間との音楽談義は楽しいものです。知人の部屋に上がり込んで自慢のコレクションを物色しつつ、あるいは銘々がとっておきの名盤や珍演奏を持ち寄り、聴き比べては悦に入る幸福でしょう。
音楽は万人の前に等しく微笑みかける。本書で小澤征爾と村上春樹がくつろいで語らい合う様子からも間違いなく言えるのは、二人もマエストロと小説家である以前に、我らと同じ音楽愛好家だということだ。
他方、村上春樹も相当に音楽を聴き込んでおり、『1Q84』ではヤナーチェクの「シンフォニエッタ」、『海辺のカフカ』ではシューベルトのピアノ・ソナタやベートーヴェンの「大公トリオ」がモチーフとして登場するほどです。
間もなく秋の夜長がやってきます。読書と音楽鑑賞!如何でしょうか!