年に一度の再会!
今日は、七夕、小暑、ゆかたに川に、竹・たけのこ、乾麺、ギフト、香りに冷やし中華の日です。
【活用場面】
出会いを大切に!一期一会!
むかし。
天国の天帝(北極星)の子どもに織姫という美しい娘がいました。
織姫の仕事は夜空一面に広がる光り輝く反物(たんもの)を織ることです。織姫の反物はそれはそれは美しく、天帝はとても満足していました。
でも、そんな天帝にも悩みがひとつだけあったのです。
それは娘、織姫の結婚の事でした。
「織ももう年頃じゃ。誰か良い夫を見つけてやらねばなぁ…」
そこで天帝は貧しいけど正直で働き者の牛飼い、牽牛(けんぎゅう)に白羽の矢を立て、二人は結婚する事になりました。
ところが。
生まれてこのかた、仕事ばかりしていた織姫は、これまで恋なんかした事がありません。だから織姫は牽牛に夢中になってしまいます。そして、とうとう天国の仕事をしなくなってしまいました。
「まぁ、若い二人だ。おおめに見るか。」
最初は大目に見ていた天帝でしたが、当の織姫はいつまでたっても牽牛といっしょにいてばかりで仕事をしません。
「いつかは仕事のつづきを始めるだろう…」
織姫はまだ働きません。
というのも織姫はすっかり牽牛との新婚生活に夢中になってしまって、天国の大切な仕事のことはもうすっかり忘れてしまっていたのです。
ある日、とうとう天帝はかんかんに怒ってしまいました。そして二人のあいだにとても大きな天の川(あまのがわ)を作ってしまったのです。天の川にはどこにも橋がありません。そのうえ深く、流れも早いので織姫にはとても渡れそうにありません。
織姫は牽牛の名をなんどもなんども呼んでみました。
でも天の川は声さえ届かないくらいの大きな大きな川なのです。
……しばらくのち、織姫はもう二度と牽牛と会えなくなってしまった事に気づきました。そう思うと、後悔と牽牛に会えない寂しさであとからあとから涙があふれてきます。
嘆き悲しむ織姫に天帝はこう言ったのです。
「織よ。天国の大切な仕事を忘れたお前は、こんな事ではすまされないほどの罪を犯したのだぞ。だが、本当に反省するなら一年に一度だけ、月の光の船を用意して牽牛と会えるようにしてやろう」
こうして、毎年七月七日の夜に月が出たら、織姫は天帝に用意してもらった月の光の船に乗って大好きな牽牛に会いに行けるようになったのです……
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すばらしい友人は、「知的財産」です。
