漢字の日のかんじんな話!
今日は、漢字の日にバッテリーの日です。
(今日の出来事:北朝鮮ミサイル発射、銀河3号か?軌道に乗ったとの報道もあり)
【活用場面】
漢字に纏わる肝心な話
桑田 真氏の著作より引用
『「山笑う」という春の季語を知ったのは、高校時代だった。新緑の季節を指すその言葉を、僕はな ぜか、つい最近まで夏の季語だと思っていた。緑で覆われた木々が、ゆさゆさ風にそよぐ。その下で 多くの命が活動している。そんな夏の生命力を「山笑う」と言うのだろうと。しかしその勘違いは、 子どものころの思い出と強く絡み合い、なんともユーモラスな言葉を生み出した日本人の心の豊かさ と、言葉の力を、僕に意識させた。大学を卒業し、僕は朝日新聞の校閲記者になっていた。
二〇〇四年十二月、僕はソウルにいた。東アジアの漢字事情を取材するためだ。ハングル表記の街で、ふと 小さな花屋さんに目がとまった。その看板に「花」という漢字が、丸い輪の中に笑っているようにデザイン
「山笑う」ならぬ「花笑う」だった。冬の日差しの中で、僕は漢字の持つ豊かな表情に見とれ
されていた。
そして二〇〇七年一月、夕刊フィーチャー編集の小倉一彦編集長と柏木真次長から「校閲で漢字の字源につ いて書かないか」という話がきた。タイトルは「漢字んな話」。字源は、定説が確立していないものも多 く、素人に書ける代物ではない。社外筆者を探すことになった。
しかし、思うように適役が見つからぬまま、同年四月スタートの時期が迫った。「自爆」するしかない。知 り合いだった漢和辞典編集者の円満字二郎さんに協力をお願いし、ようやく書いたのが、連載一回目の「咲」だった。
「なぜ、咲が口偏なのか」「なぜ笑が竹冠なのか」。そんな単純な疑問がふと浮かんだのは、子どものころ に探検した裏山の思い出と「山笑う」の季語、ソウルの街の「花」のデザインが奇妙に結びついた、偶然か らだった。』
普段何気なく使っている漢字の疑問を教えてくれる楽しい本です。
因みに私の子供の頃からの疑問は、「泊」と「晒」の字が間違いじゃないかと思ってるんですが、未だに 謎が解けません!日が西に傾くから「宿にとまる」、水で白くするから「さらす」んじゃないかな?
(今日の出来事:北朝鮮ミサイル発射、銀河3号か?軌道に乗ったとの報道もあり)
【活用場面】
漢字に纏わる肝心な話
桑田 真氏の著作より引用
『「山笑う」という春の季語を知ったのは、高校時代だった。新緑の季節を指すその言葉を、僕はな ぜか、つい最近まで夏の季語だと思っていた。緑で覆われた木々が、ゆさゆさ風にそよぐ。その下で 多くの命が活動している。そんな夏の生命力を「山笑う」と言うのだろうと。しかしその勘違いは、 子どものころの思い出と強く絡み合い、なんともユーモラスな言葉を生み出した日本人の心の豊かさ と、言葉の力を、僕に意識させた。大学を卒業し、僕は朝日新聞の校閲記者になっていた。
二〇〇四年十二月、僕はソウルにいた。東アジアの漢字事情を取材するためだ。ハングル表記の街で、ふと 小さな花屋さんに目がとまった。その看板に「花」という漢字が、丸い輪の中に笑っているようにデザイン
「山笑う」ならぬ「花笑う」だった。冬の日差しの中で、僕は漢字の持つ豊かな表情に見とれ
されていた。
そして二〇〇七年一月、夕刊フィーチャー編集の小倉一彦編集長と柏木真次長から「校閲で漢字の字源につ いて書かないか」という話がきた。タイトルは「漢字んな話」。字源は、定説が確立していないものも多 く、素人に書ける代物ではない。社外筆者を探すことになった。
しかし、思うように適役が見つからぬまま、同年四月スタートの時期が迫った。「自爆」するしかない。知 り合いだった漢和辞典編集者の円満字二郎さんに協力をお願いし、ようやく書いたのが、連載一回目の「咲」だった。
「なぜ、咲が口偏なのか」「なぜ笑が竹冠なのか」。そんな単純な疑問がふと浮かんだのは、子どものころ に探検した裏山の思い出と「山笑う」の季語、ソウルの街の「花」のデザインが奇妙に結びついた、偶然か らだった。』
普段何気なく使っている漢字の疑問を教えてくれる楽しい本です。
因みに私の子供の頃からの疑問は、「泊」と「晒」の字が間違いじゃないかと思ってるんですが、未だに 謎が解けません!日が西に傾くから「宿にとまる」、水で白くするから「さらす」んじゃないかな?