利休七則
【活用場面】
基本・基礎の重要性を説く
千 利休と言えば、戦国時代から安土桃山時代にかけて、織田 信長や豊臣 秀吉に仕えた茶聖とも称せられる茶人である。
ある時、長い修行に飽きた弟子の一人が利休に尋ねた。
「手っ取り早く茶の湯の神髄を教えて頂けませんか?」と
この問いに対しての利休の答えが、次の「利休七則」である。
① 茶は服のよきように点て
② 炭は湯の沸くように置き
③ 冬は暖かく夏は涼しく
④ 花は野の花のように生け
⑤ 刻限は早めに
⑥ 降らずとも雨の用意
⑦ 相客に心せよ
利休は、弟子に向かって言った。
「貴方がこれ(七つのこと)を毎日違わず行えたら、私は君の弟子になろう。」と
何ともすばらしい話である。
守・破・理と言う言葉もあるが、なかなか基本・基礎を愚直に続けることは、苦痛である。
しかし、どんな世界(学問・スポーツ・仕事等々)においても基本・基礎を疎かにしての進歩はない。
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豊臣 秀吉に茶匠として仕えた晩年の活躍を綴った小説。かなりのボリュームだが、面白くて一気に読破できる。秋の夜長にお薦めの一冊。(残念ながら、利休七則の挿話はありませんが・・・
)