━ エデン ━ ~シリュウサイド~
俺は車の中にいた。
頭の中はあいかわらずリマのことでいっぱいだった。
日々おびただしい数の任務をこなし、俺の身体はすでに限界に近かった。
しかし組織と関わることで、リマを感じていることができたし、任務をこなすことでリマの無事が確認できているようでうれしくもあった。
それでも実際は、リマが今どうしているのかは全く分からない。
リマに関する情報は一切俺に与えられることはない。
俺はここでは人間として扱われていない。
そんな俺がリマに再び会えることができるのだろうか?
俺はこのまま奴の駒として生き続けなければならないのだろうか?
一体いつまで・・・・・・。
そんな俺が再びリマに会えることができるのだろうか?
そんな疑問や思いもここまでだ。
車が止まれば後は確実に任務を遂行することに集中しなければ・・・。
俺はグッと右手に力を込めた。
この手で人々の記憶を操作する。
何の罪もない人々の記憶を・・・・・。